getWSSElementProxy(スタブクラスから生成)
クラス名:WSSElementProxyFactory
機能
スタブクラスから,受信したメッセージのセキュリティ項目操作クラスのインスタンスを生成します。このメソッドの引数で指定したクライアントのインタフェースクラスのサービスメソッドの呼び出し後にこのメソッドを呼び出すと,サービスメソッドのレスポンスメッセージに含まれるセキュリティ項目を取得し,セキュリティ項目操作クラスを生成します。その後,このメソッドで取得したセキュリティ項目操作クラスのメソッドを呼び出すことで,セキュリティ項目を取得できます。
構文
public static WSSElementProxy[] getWSSElementProxy ( javax.xml.rpc.Stub a_Stub ) throws WSSException;
引数
仮引数名 |
名称 |
in/out |
説明 |
---|---|---|---|
a_Stub |
スタブクラス |
in |
RPCまたはEJBを利用したSOAPアプリケーションの場合で,SOAPアプリケーション開発支援機能によって作成されるクライアントのインタフェースクラス(スタブクラス)を指定します。 |
戻り値
セキュリティ項目操作クラスのインスタンス配列です。セキュリティ項目操作クラスが生成できない場合はnullを返します。
例外
- WSSException
-
処理中に予測しない例外が発生した場合にスローされます。
注意事項
-
このメソッドは,引数に指定したスタブクラスのサービスメソッドの呼び出し直後に必ず呼び出すようにしてください。引数に指定したものと異なるスタブクラスのサービスメソッド呼び出し直後にこのメソッドを呼び出した場合,引数に指定したスタブクラスのサービスメソッドの応答メッセージに含まれるセキュリティ項目は取得されません。
-
メソッドで取得するセキュリティ項目は,このメソッドを呼び出す直前に呼び出したサービスメソッドのレスポンスメッセージに含まれるセキュリティ項目です。サービスメソッドを複数回呼び出した場合,最後のサービスメソッド呼び出しのレスポンスメッセージに含まれるセキュリティ項目を取得します。サービスメソッドを一度も呼び出さないで,このメソッドを呼び出した場合はnullを返します。
-
戻り値であるセキュリティ項目クラスの配列の順序と,レスポンスメッセージに含まれるセキュリティ項目の順序は必ずしも一致しません。