logメソッド
説明
パラメタに指定したAuditLogRecordオブジェクトを基に,監査ログを出力します。出力される監査ログは,AuditLogRecordクラスのsetで始まるメソッドで設定した値です。
監査ログのレコードは,出力項目ごとに推奨値が決められています。出力項目ごとの推奨値については,「8.2 AuditLogRecordクラス」を参照してください。ただし,推奨されている文字種以外の文字を設定したり,推奨されている文字数を超過して設定したりした場合も,設定した値がそのまま出力されます。
監査ログの出力先は,監査ログ定義ファイルで指定します。監査ログ定義ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「11.2.1 監査ログ定義ファイル」を参照してください。また,監査ログの出力形式については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「6.4.3 監査ログの出力形式」を参照してください。
すでに監査ログを出力したファイルが存在する場合,出力した監査ログには,そのファイルのアクセス権限が引き継がれます。監査ログを出力したファイルが存在しない場合は,監査ログを出力したファイルに対して,次のアクセス権限が設定されます。
OS |
所有者 |
設定されるアクセス権限 |
---|---|---|
Windowsの場合 |
出力先のフォルダの設定が引き継がれます。 |
|
UNIXの場合 |
監査ログを出力したプロセスのユーザおよびプライマリグループ |
666※ |
形式
public void log(AuditLogRecord) throws AuditLogException;
パラメタ
- AuditLogRecord:
-
AuditLogRecordオブジェクトを指定します。
例外
- AuditLogException:
-
監査ログの出力が失敗しました。次の要因が考えられます。
-
監査ログを出力するプロセスの実行ユーザに,監査ログの書き込み権限がない。
-
監査ログを出力する際にディスクフルになった。
-
指定が必要な出力項目が指定されていない。
-
戻り値
なし