4.2.7 リクエストトレースの採取
リクエストトレースとは,次のときに採取されるトレースのことです。
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リクエスト処理開始時
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リクエスト処理完了時
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KeepAlive接続の場合,次のリクエストラインの受信完了時
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リクエスト処理開始からリクエストライン受信完了前のコネクション切断時
HWSRequestLogディレクティブが指定されていた場合,かつHWSRequestLogTypeディレクティブでrequestが指定された場合に有効となります。障害発生時にWebサーバにリクエストが届いているかどうかを確認する場合などに有用です。
- 〈この項の構成〉
(1) トレースフォーマット
リクエストトレースの出力項目は次のとおりです。
なお,以降の記述で「サーバプロセスID」となっている部分はUNIX版でprefork MPMを使用している場合のフォーマットであり,UNIX版のworker MPMでは「サーバプロセスID:サーバスレッドID」,Windows版の場合「サーバスレッドID」です。
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リクエスト処理開始時
[時刻]△(サーバプロセスID)△client△:△hws△-->△(クライアントIPアドレス:ポート番号,サーバIPアドレス:ポート番号[A])
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リクエスト処理完了時
[時刻]△(サーバプロセスID)△client△:△hws△<--△(クライアントIPアドレス:ポート番号,サーバIPアドレス:ポート番号[R])
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KeepAlive接続での次のリクエストライン受信完了時
[時刻]△(サーバプロセスID)△client△:△hws△-->△(クライアントIPアドレス:ポート番号,サーバIPアドレス:ポート番号[K])
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リクエスト処理開始からリクエストライン受信完了前のコネクション切断時
[時刻]△(サーバプロセスID)△client△:△hws△<--△(クライアントIPアドレス:ポート番号,サーバIPアドレス:ポート番号[X])
- (凡例)
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△:空白
- (出力例)
[Tue Nov 21 15:18:40 2006] (1716) client : hws --> (192.168.2.1:5245,192.168.1.1:80[A]) [Tue Nov 21 15:18:41 2006] (1716) client : hws <-- (192.168.2.1:5245,192.168.1.1:80[R])