7.2.2 CTMコマンドオプションファイル
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
次の形式で指定します。
<引数> <値>
(2) ファイルの格納先
格納先およびファイル名称は任意です。ファイル名には次の文字が使用できます。
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Windowsの場合
英数字,ピリオド(.),円符号(\),コロン(:),プラス(+),またはハイフン(-)
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UNIXの場合
英数字,ピリオド(.),スラッシュ(/),プラス(+),またはハイフン(-)
(3) 機能
ctmstartコマンド(CTMデーモンの開始)を実行するときに,CTMレギュレータを自動開始するために指定する引数(コマンドオプション)をあらかじめファイルに指定しておきます。ctmstartコマンドの-CTMRegOptionオプションにファイル名を指定すると,このファイルに指定した内容を基にCTMレギュレータが自動開始されます。
なお,-CTMRegStartオプションが指定されていない場合,-CTMRegOptionオプションの指定およびこのファイルの指定内容は無視されます。
(4) 指定できるキー
ctmregltdコマンドの引数を指定できます。ctmregltdコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「ctmregltd(CTMレギュレータの開始)」を参照してください。なお,このファイルの指定を省略した場合,CTMレギュレータは,ctmstartコマンドに指定した引数のうち,-CTMPortと-CTMEjbPort以外の引数をデフォルト値として引き継ぎます。
(5) 記述例
-CTMClientConnectCount 64
(6) 注意事項
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コマンドオプションファイルには英数字,空白,ハイフン(-),ピリオド(.),またはスラッシュ(/)を記述できます。
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コマンドオプション以外は記述しないでください。