cjkilljob(バッチアプリケーションの停止またはバッチサーバの強制停止)
形式
- スケジューリング機能を使用しない場合
cjkilljob <サーバ名称>
- スケジューリング機能を使用する場合
cjkilljob { <サーバ名称>|[<スケジュールグループ名>] -jobID <ジョブID> }
機能
指定したサーバ名称のバッチサーバ上で実行中のバッチアプリケーションを停止します。実行中のバッチアプリケーションの停止に失敗した場合,バッチサーバを強制停止します。
スケジューリング機能を使用する場合で,スケジュールグループ名を指定したときは,-jobIDで指定したジョブIDを持つ実行中のバッチアプリケーションを停止します。また,-jobIDで指定したジョブIDを持つバッチアプリケーションがCTMのスケジュールキューで待機中のときは,バッチアプリケーションの削除予約ができます。削除予約したバッチアプリケーションは,スケジュールキューから出たときにCTMによって削除されます。
cjkilljobコマンドのオプションは,usrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)で指定できます。usrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)が格納されているディレクトリは,次の順で検索されます。
-
環境変数(CJBATCHUSRCONFDIR)に指定したディレクトリ※
-
cjkilljobコマンドを実行したディレクトリ
注※ 環境変数(CJBATCHUSRCONFDIR)にはディレクトリを絶対パスで指定してください。
引数
- <サーバ名称>
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停止するバッチアプリケーションを実行中のバッチサーバの名称を指定します。
- <スケジュールグループ名>
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CTMがバッチアプリケーションの実行をスケジューリングするときに割り当てるバッチサーバのグループ名を指定します。
スケジュールグループ名は,usrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)でも指定できます。スケジュールグループ名の指定の優先順位は次のとおりです。
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cjexecjobコマンドの引数
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usrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)
なお,スケジュールグループ名の指定は省略できます。スケジュールグループ名の指定を省略した場合のデフォルト値は"JOBGROUP"です。
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- -jobID <ジョブID>
-
停止するバッチアプリケーションのジョブIDを指定します。
UNIXの場合,#付きのジョブIDのときは,ジョブIDをダブルクォーテーション("")で囲んで指定してください(cjexecjob実行時にジョブIDの指定を省略した場合は,自動で#付きのジョブIDとなります)。
入力例
- サーバ名を指定する場合
cjkilljob MyBatchServer
- ジョブIDを指定する場合
cjkilljob JOBGROUP -jobID HOGE
戻り値
- 0:
-
バッチアプリケーションを停止しました。
または,スケジュールキューに待機していたジョブIDの削除を予約しました。
- 1:
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バッチサーバを強制停止しました。
- 2:
-
異常終了しました。
または次のどれかで警告終了をしました。
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バッチアプリケーションが実行されていない。
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指定したジョブIDが見つからない。
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すでに削除予約されている。
-
注意事項
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UNIXの場合,バッチサーバを起動したComponent Container管理者またはスーパーユーザがコマンドを実行できます。
Windowsの場合,管理者特権でコマンドを実行してください。
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サーバ名称は,バッチサーバのセットアップ時に指定したサーバ名称と大文字・小文字を一致させた文字列を指定してください。
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スケジューリング機能を使用する場合,cjkilljobコマンドとバッチサーバ間の通信タイムアウトの設定をusrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)で指定できます。デフォルト値は0で,無限待ちとなります。