6.2.1 システムの設定変更
運用管理ポータルでは,動作確認したあとに,システムの設定を変更できます。ここでは,論理サーバの環境や,リソースアダプタの属性などの設定変更について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 論理サーバの環境設定の変更
構築済みのシステムの動作を確認したあとに,論理サーバの環境設定を変更する手順を次に示します。
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運用管理ポータルにログインします。
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[運用管理ポータル]画面で「論理サーバの起動/停止」をクリックします。
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設定を変更したい論理サーバを停止します。
選択した論理サーバの停止画面で,[停止]ボタンをクリックします。
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[運用管理ポータル]画面で「論理サーバの環境設定」をクリックします。
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設定を変更したい論理サーバを選択して,設定内容を変更します。
選択した論理サーバの設定画面で,設定を変更したい情報のタブを選択して設定を変更し,[適用]ボタンをクリックします。
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バッチサーバの場合は,設定情報をホストに配布します。
[設定情報の配布]画面で,論理サーバの環境設定で設定変更した情報を各ホストに配布します。
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[運用管理ポータル]画面で「論理サーバの起動/停止」をクリックします。
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設定変更が完了した論理サーバを起動します。
選択した論理サーバの起動画面で,[起動]ボタンをクリックします。
論理サーバの環境設定を変更する際に操作する画面については,「5.2.2(2) 操作する画面」を参照してください。
- 注意事項
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論理ユーザサーバの環境設定を変更する場合は,論理ユーザサーバをいったん削除したあとに,再度論理ユーザサーバを追加してください。論理ユーザサーバの追加・削除手順については,「5.2.4 論理ユーザサーバの設定」を参照してください。
(2) リソースアダプタの設定変更
構築済みのシステムの動作を確認したあとに,リソースアダプタの設定を変更する手順を次に示します。
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運用管理ポータルにログインし,[運用管理ポータル]画面で「論理サーバのアプリケーション管理」をクリックします。
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設定を変更したいリソースを使用しているバッチアプリケーションの状態を確認し,開始している場合は停止します。
バッチアプリケーションが開始しているかどうかは,cjlistjobコマンドで確認できます。また,開始中のバッチアプリケーションは,cjkilljobコマンドで強制停止できます。
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設定を変更したいリソースを停止します。
[リソースアダプタの開始/停止]画面で,インポートリソースアダプタ一覧からリソースを選択して停止します。
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設定を変更したいリソースを選択して,プロパティを変更します。
[リソースアダプタのプロパティ設定]画面で,リソースアダプタの基本情報,コンフィグレーションプロパティ,実行時プロパティなどの設定を変更します。
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設定変更が完了したリソースを開始します。
[リソースアダプタの開始/停止]画面で,インポートリソースアダプタ一覧からリソースを選択して開始します。
リソースアダプタの設定を変更する際に操作する画面については,「5.3.1(2) 操作する画面」を参照してください。