1.1.2 管理できる論理サーバ
Management Serverの運用管理ポータルで管理する論理サーバの概要を次の表に示します。
表1‒1 論理サーバの概要
論理サーバ
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概要
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論理パフォーマンストレーサ
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パフォーマンストレーサの機能を提供する論理サーバです。パフォーマンストレーサは,アプリケーションサーバの各コンポーネントが出力するトレース情報を取得して,PRFトレースファイルに出力します。
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論理スマートエージェント
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トランザクションサービスを使用する場合,またはCTMを使用する場合に必要な論理サーバです。TPBrokerで提供されている,動的な分散ディレクトリサービスを提供します。論理CTMでこの論理サーバを使用します。
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論理ネーミングサービス
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CORBAネーミングサービスの機能を提供する論理サーバです。
J2EEサーバで使用します。
この論理サーバの留意事項を次に示します。
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論理CTMドメインマネジャ
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CTMを使用する場合に必要な論理サーバです。CTMドメインを管理するプロセスを提供します。なお,CTMドメインとは,複数のCTMデーモンで構成される,情報共有と負荷分散の対象になる範囲のことです。
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論理CTM
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CTMを使用する場合に必要な論理サーバです。クライアントからのリクエストを処理してリクエストをスケジューリングするためのプロセスとして,CTMデーモンとCORBAネーミングサービスを提供します。
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論理J2EEサーバ
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J2EEサーバの機能を提供する論理サーバです。
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論理Webサーバ
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Webサーバを使用する場合に必要な論理サーバです。Management Serverでは,WebサーバとしてHTTP Serverを管理できます。
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論理ユーザサーバ
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ユーザサーバは,ユーザが定義する任意のサービスやプロセスです。特定のサービスやプロセスを論理ユーザサーバとして定義しておくことで,そのサービスやプロセスがManagement Serverの管理対象となり,開始,停止,ステータス監視ができるようになります。
なお,論理ユーザサーバは,運用管理ポータルで定義できません。コマンドおよびユーザ定義ファイルで定義します。詳細は,次の個所を参照してください。
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どのような場合にどの論理サーバを使用するかは,機能や構成によって判断してください。例えば,CTMを使用する場合と使用しない場合では,必要な論理サーバの種類が異なります。また,CTMで統合ネーミングスケジューラサーバを使用する場合は,アプリケーションサーバに配置する論理サーバ(CTMを使用する場合に必要な論理サーバ)と,統合ネーミングスケジューラサーバに配置する論理サーバがそれぞれ必要となります。システム構成パターンについては,マニュアル「アプリケーションサーバ
システム設計ガイド」の次の個所を参照してください。
また,論理サーバを稼働させるための設定で必要な操作については,「10. 論理サーバの環境設定」を参照してください。論理サーバの運用で必要な操作については,「11. 論理サーバの起動/停止」および「13. 論理サーバの運用監視」を参照してください。
- 注意事項
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運用管理ポータルの画面ではSFOサーバが表示されることがありますが,SFOサーバは管理できません。
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