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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


18.32.3 CMPフィールドとデータベースのマッピングの注意事項

CMPフィールドとデータベースのマッピングは,データベースの種類ごとに異なります。詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.4.2 CMPフィールドとデータベースのマッピング」を参照してください。ここでは,DABroker Libraryの場合の注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1) HiRDBの場合のマッピング

次の表に示すデータ型で扱えるデータサイズの上限はJDBCドライバの上限に依存します。

表18‒97 CMPでのフィールドとデータベースのマッピング(HiRDB使用時)

Javaデータ型

JDBCデータ型

SQLデータ型

byte[]

LONGVARBINARY

BLOB

Serializableな型

LONGVARBINARY

BLOB

[HiRDB BLOB最大値]は2147483647バイトです。ただし,DABroker Libraryを使用する場合,DABHIRDBA_BLOBBUFSIZE(HiRDBのBLOB型データ受取バッファサイズ)指定値を超過したデータは切り捨てられます。

(2) Oracleの場合のマッピング一覧

次の表に示すデータ型で扱えるデータサイズの上限はJDBCドライバの上限に依存します。

表18‒98 CMPでのフィールドとデータベースのマッピング(Oracle使用時)

Javaデータ型

JDBCデータ型

SQLデータ型

byte[]

LONGVARBINARY

LONG RAW

Serializableな型

LONGVARBINARY

LONG RAW

[Oracle LONG RAW最大値]は,2ギガバイトです。ただし,扱えるデータサイズの上限はJDBCドライバの上限に依存します。DABroker Libraryを使用する場合:DABORADBA_LONGBUFSIZE(ORACLEのLONG型データ受取バッファサイズ)指定値を超過したデータは切り捨てられます。