12.3.1 entity-mappings以下の要素
- 〈この項の構成〉
(1) <entity-mappings>
ルートタグ。
指定できる属性を次の表に示します。
属性名 |
型 |
任意/必須 |
説明 |
---|---|---|---|
version |
orm:versionType |
必須 |
JPAのバージョンを指定します。 |
(2) <package>
package要素は,同一マッピングファイル内の要素や属性に記載されたクラスのパッケージを指定します。package要素は,パッケージ名付きのクラス名がクラスに指定され,package要素に指定されたパッケージ名と異なる場合に上書きされます。
(3) <schema>
schema要素は,同一マッピングファイル内に記載されたエンティティにだけ適用されます。
schema要素は,次の要素や属性によって上書きされます。
-
マッピングファイル内に記載されたEntityクラスの@Tableや@SecondaryTableに明確に指定されたschema要素。
-
entity要素に定義されたtable要素やsecondary-table要素のschema属性。
(4) <catalog>
catalog要素は,同一マッピングファイル内に記載されたエンティティにだけ適用されます。
catalog要素は,次の要素や属性によって上書きされます。
-
マッピングファイル内に記載されたEntityクラスの@Tableや@SecondaryTableに明確に指定されたcatalog要素。
-
entity要素に定義されたtable下位要素やsecondary-table下位要素のcatalog属性。
- 注意事項
-
catalog要素はデータベースによって,存在しない場合があります。CJPAプロバイダでサポートしているOracleとHiRDBではcatalog要素は存在しません。そのため,catalog要素を指定できません。指定した場合は,アプリケーション実行時に例外が発生します。
(5) <access>
access要素は,同一マッピングファイル内に記載された,管理されたクラスで適用されます。
access要素は,次のアノテーションや属性によって上書きされます。
-
Entityクラスのアノテーションの指定位置によって決まるアクセスタイプ。
-
entity要素,mapped-superclass要素,およびembeddable要素で定義されたaccess属性。
注 指定値には,PROPERTYまたはFIELDを指定します。エンティティクラスのフィールドに対するアクセス方法の指定については,「8.12.3 エンティティクラスのフィールドに対するアクセス方法の指定」を参照してください。
(6) <sequence-generator>
シーケンスジェネレータを追加します。
機能および属性の詳細については,「8.22 javax.persistenceパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲」を参照してください。
指定できる属性を次の表に示します。
属性名 |
型 |
任意/必須 |
説明 |
---|---|---|---|
name |
xsd:string |
必須 |
「8.22.51 @SequenceGenerator」のname属性を参照してください。 |
sequence-name |
xsd:string |
任意 |
「8.22.51 @SequenceGenerator」のsequenceName属性を参照してください。 |
initial-value |
xsd:int |
任意 |
「8.22.51 @SequenceGenerator」のinitialValue属性を参照してください。 |
allocation-size |
xsd:int |
任意 |
「8.22.51 @SequenceGenerator」のallocationSize属性を参照してください。 |