12.2.2　Java EE 7新仕様対応

アプリケーションサーバ Version 11では，次のJava EEコンポーネントについてサポートバージョンやサポート範囲を変更しました。一部の仕様については，アプリケーション側で移行作業が必要です。該当する仕様をアプリケーション内で利用している場合は，各仕様の参照先を確認してください。

表12‒1　アプリケーションサーバ Version 11でサポートするJava EE 7標準仕様

仕様名	アプリケーションサーバでの サポートバージョン		参照先
	V9	V11
Java Servlet (Servlet)	3.0	3.1	12.3.2
Contexts and Dependency Injection for Java (CDI)	1.0	1.2	12.3.3
Java API for RESTful Web Services (JAX-RS)	1.1	2.0	12.3.4
Java Persistence API (JPA)	1.0	2.1※1	12.3.5
Java Server Faces (JSF)	2.1	2.2	12.3.6
Expression Language (EL)	2.2	3.0	移行不要
Bean Validation (BV)	1.0	1.1
Common Annotations for the Java Platform (Common Annotations)	1.1	1.2
Java Transaction API (JTA)	1.1	1.2※2
Batch Applications for the Java Platform (JavaBatch)	−	1.0
Java API for JSON Processing (JSON-P)	−	1.0
Java API for WebSocket (WebSocket)	−	1.0
Concurrency Utilities for Java EE	−	1.0※3

注

アプリケーションサーバ Version 9から変更のない仕様については記載を省略しています。

注※1

JPAプロバイダだけの提供であり，JPAコンテナの機能は使用できません。そのためコンテナ管理永続化ユニット／永続化コンテキストは使用できません。

注※2

Version 9以前までの機能に加えて，@javax.transaction.Transactionalアノテーションを追加サポートします。

注※3

ContextService機能は使用できません。

ページの先頭へ