10.3.4 アプリケーションサーバ Version 11からの仕様変更
アプリケーションサーバ Version 11からの仕様変更を次の表に示します。
-
構築環境に関する仕様変更
アプリケーションサーバ Version 11から移行する場合で,構築環境に関する仕様変更を次の表に示します。
表10‒14 アプリケーションサーバ Version 11からの仕様変更(構築環境に関する仕様変更) 分類
仕様変更の項目
11-00
J2EEサーバ
〇
-
運用環境に関する仕様変更
アプリケーションサーバ Version 11から移行する場合で,運用環境に関する仕様変更を次の表に示します。
表10‒15 アプリケーションサーバ Version 11からの仕様変更(運用環境に関する仕様変更) 分類
仕様変更の項目
11-00
J2EEサーバ
〇
- 〈この項の構成〉
(1) アプリケーションサーバのJPA機能
アプリケーションサーバ 11-10以降,アプリケーションサーバのJPA機能はデフォルトで有効になります。11-00から移行した場合でも同様です。
11-00から移行した場合に,11-00のJ2EEサーバでJPA2.1を利用していたアプリケーションが,メッセージKDJE56515-Eを出力して開始に失敗するときは,アプリケーションサーバのJPA機能を無効にしてください。アプリケーションサーバのJPA機能を無効にするには,ユーザプロパティファイルに次のプロパティを設定してください。
ejbserver.jpa.disabled=true
- 互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 推奨機能を使用したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 影響を受けるもの
-
ありません。