17.9.3 運用管理サーバを対象にした1:1系切り替えシステムで計画的に系を切り替えるときの起動と停止
トラブル発生時以外で,運用管理サーバを対象にした1:1系切り替えシステムの実行系と待機系を切り替える手順を次に示します。系を切り替えるときは,待機系のホストでアプリケーションサーバが待機状態になっている必要があります。
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システムの運用中にManagement Serverの設定情報を変更した場合,実行系のManagement Serverの設定情報を収集して,実行系から待機系へコピーします。また,mstrimportコマンドを実行して,コピーしたManagement Serverの設定情報を待機系に適用します。
実行系のManagement Serverと待機系のManagement Serverが同じ設定になります。
Management Serverの設定情報を実行系から待機系へコピーして,待機系に適用する方法については,「17.7.4 現用系から予備系へのManagement Serverの設定情報のコピー」の1:1系切り替えシステムの設定に関する説明を参照してください。
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[スタート]メニューの[コントロールパネル]−[パフォーマンスとメンテナンス]−[管理ツール]から,[クラスタ アドミニストレータ]を選択します。
クラスタアドミニストレータが開始されます。
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コンソールツリー(左ペイン)で実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[グループの移動]を選択します。
系が切り替わります。