17.8.4 アプリケーションサーバを対象にした1:1系切り替えシステムをメンテナンスする場合の起動と停止
アプリケーションサーバを対象にした1:1系切り替えシステムをメンテナンスする場合の,起動と停止の手順を次に示します。
なお,これらの手順は,すでに実行系のホストでアプリケーションサーバが起動している場合の手順です。
- 〈この項の構成〉
(1) 再起動が不要なメンテナンスの場合の手順
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実行系のホストで,動作中のJ2EEアプリケーションとリソースアダプタを停止します。
バッチサーバの場合は,バッチアプリケーションが実行中でないことを確認してからリソースアダプタを停止してください。
停止方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「付録F.4 システムの停止方法」を参照してください。
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サーバ管理コマンドを使用してメンテナンス処理を実行します。
サーバ管理コマンドでの操作については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「3. サーバ管理コマンドの基本操作」を参照してください。
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手順1.で停止したJ2EEアプリケーションとリソースアダプタを開始します。
J2EEサーバの場合はJ2EEアプリケーションとリソースアダプタを開始します。また,バッチサーバの場合はリソースアダプタを開始します。
開始方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「付録C.2 システムの起動方法」を参照してください。
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必要に応じてJ2EEアプリケーションとリソースアダプタの動作確認をします。
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[スタート]メニューの[コントロールパネル]−[パフォーマンスとメンテナンス]−[管理ツール]から,[クラスタ アドミニストレータ]を選択します。
クラスタアドミニストレータが開始されます。
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コンソールツリー(左ペイン)で実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[グループの移動]を選択します。
系が切り替わります。
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切り替え後の実行系のホストで手順1.〜手順6.を実行します。
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切り替え後の実行系のホストを実行系に戻す場合,コンソールツリー(左ペイン)で実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[グループの移動]を選択します。
メンテナンスが完了します。
(2) 再起動が必要なメンテナンスの場合(両方の系を同時に停止する方法)
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論理サーバを一括停止する設定にしていない場合は,実行系のホストで各論理サーバを停止します。
Management Serverによって一括停止する設定の場合は,不要な手順です。停止方法については,次のマニュアルを参照してください。
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J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合
マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「4.1.3 システムの停止手順」およびマニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「4.1.4 システムの停止方法」を参照してください。
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バッチアプリケーションを実行するシステムの場合
マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「6.1.3 システムの停止手順」およびマニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「6.1.4 システムの停止方法」を参照してください。
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[スタート]メニューの[コントロールパネル]−[パフォーマンスとメンテナンス]−[管理ツール]から,[クラスタ アドミニストレータ]を選択します。
クラスタアドミニストレータが開始されます。
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コンソールツリー(左ペイン)で実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[オフラインにする]を選択します。
実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループがオフラインになります。
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コンソールツリー(左ペイン)で予備系ノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの停止]を選択します。
予備系ノードのクラスタサービスが停止します。
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コンソールツリー(左ペイン)で現用系ノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの停止]を選択します。
現用系ノードのクラスタサービスが停止します。
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現用系と予備系の両方のホストで,定義ファイルの変更など,メンテナンス作業を実行します。
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コンソールツリー(左ペイン)で現用系ノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの開始]を選択します。
現用系ノードのクラスタサービスが開始されます。
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コンソールツリー(左ペイン)で予備系ノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの開始]を選択します。
予備系ノードのクラスタサービスが開始されます。
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コンソールツリー(左ペイン)で現用系ノードおよび予備系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[オンラインにする]を選択します。
1:1系切り替えシステムが再起動します。
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論理サーバを一括起動する設定にしていない場合は,実行系のホストで各論理サーバを起動します。
Management Serverによって一括起動する設定の場合は,不要な手順です。起動方法については,次のマニュアルを参照してください。
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J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合
マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「4.1.1 システムの起動手順」およびマニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「4.1.2 システムの起動方法」を参照してください。
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バッチアプリケーションを実行するシステムの場合
マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「6.1.1 システムの起動手順」およびマニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「6.1.2 システムの起動方法」を参照してください。
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実行系のホストで,必要に応じて,定義の変更に関連した動作確認を実行します。
メンテナンスが完了します。
(3) 再起動が必要なメンテナンスの場合(両方の系を同時に停止しない方法)
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待機系のホストで,定義ファイルの変更など,メンテナンス作業を実行します。
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[スタート]メニューの[コントロールパネル]−[パフォーマンスとメンテナンス]−[管理ツール]から,[クラスタ アドミニストレータ]を選択します。
クラスタアドミニストレータが開始されます。
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コンソールツリー(左ペイン)で実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[グループの移動]を選択します。
実行系のホストのアプリケーションサーバが停止してから,今まで待機していた系でアプリケーションサーバが起動します。これによって,メンテナンス済みのホストが実行系ホストになります。
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切り替え後の実行系のホストで,必要に応じて,定義の変更に関連した動作確認を実行します。
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切り替え後の待機系のホストで定義ファイルの編集など,メンテナンス作業を実行します。
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切り替え後の実行系のホストを実行系に戻す場合,コンソールツリー(左ペイン)で実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[グループの移動]を選択します。
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切り替え後の実行系のホストで,必要に応じて,定義の変更に関連した動作確認を実行します。
メンテナンスが完了します。