15.2.3 待機系をリカバリ専用サーバとして運用するシステムとは(N:1リカバリシステム)
N:1リカバリシステムとは,クラスタ構成になっている実行系の複数(N台)のアプリケーションサーバに対して,1台のリカバリ専用サーバを待機系として配置したシステムです。
業務は,実行系のアプリケーションサーバで実行します。業務実行中のアプリケーションサーバに障害が発生すると,リカバリ専用サーバで,障害が発生したアプリケーションサーバの仕掛かり中のトランザクションを決着します。
なお,バッチサーバの場合,N:1リカバリシステムは使用できません。
N:1リカバリシステムの詳細については,「19. N:1リカバリシステム(クラスタソフトウェアとの連携)」を参照してください。