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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


7.5.1 Explicitヒープに配置できるオブジェクトの条件

ここでは,Explicitヒープに配置できるオブジェクトの前提と,配置すると効果があるオブジェクトについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) 配置できるオブジェクトの前提

Explicitヒープ(Explicitメモリブロック)に配置するオブジェクトは,次の前提を満たす必要があります。

(2) 配置すると効果があるオブジェクト

明示管理ヒープ機能は,長寿命オブジェクトのうち,一定期間後に破棄されてFullGCで回収されるオブジェクトが,Tenured領域に昇格することを防ぐ機能です。このため,アプリケーションの停止まで使用されるオブジェクトなど,FullGCでも回収されないオブジェクトに対しては,適用する必要がありません。

Explicitヒープに配置すると効果があるオブジェクトとは,次のようなオブジェクトです。

このようなオブジェクトをExplicitヒープに配置することで,Tenured領域に不要なオブジェクトが残存することを防ぎ,FullGCを抑止できます。