Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


付録D.23 CJMSPブローカーが障害によって停止したときの回復

CJMSPブローカーが障害によって停止したときの回復手順を次の図に示します。

図D‒22 CJMSPブローカーが障害によって停止したときの回復手順

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) プロセス前提条件

(2) 実行に必要な情報および補足説明

(A1)などの記述は,図中の記述と対応しています。

(A1)

付録D.20 CJMSPブローカーが障害によって停止したときの解析」を参照して,障害を解析します。

(A2)

特にありません。

(A3)
<サーバ名>

Management Serverで構築したサーバ名

<CJMSPリソースアダプタ表示名>

CJMSPリソースアダプタの表示名

CJMSプロバイダの場合は,デフォルトで「Cosminexus_JMS_Provider_RA」が設定されています。

(A4)
<インスタンス名>

省略した場合は,デフォルトで「cjmsbroker」を使用します。

複数インスタンスを使用したい場合には名称が重ならないように注意する必要があります。

重なる場合には-nameオプションを指定し存在しない任意の名称を付与してください。

(A5)

Stateが「OPERATING」であることを確認します。

<ホスト名>:<ポート番号>

CJMSPブローカーを起動しているホスト名およびポート番号

CJMSPブローカーの起動時にポート番号を省略した場合にはデフォルトの7676が使用されています。その場合,-bオプションの指定は省略できます。

(A6)
<サーバ名>

Management Serverで構築したサーバ名

<CJMSPリソースアダプタ表示名>

CJMSPリソースアダプタの表示名

CJMSプロバイダの場合は,デフォルトで「Cosminexus_JMS_Provider_RA」が設定されています。

(A7)
<サーバ名>

Management Serverで構築したサーバ名

「running <CJMSPリソースアダプタ表示名>」と表示されていることを確認します。

(A8)

特にありません。