付録D.10 メッセージ配信状況の確認と滞留時の対処(アプリケーションを停止する方法)
CJMSプロバイダのメッセージ配信状況を確認するとともに,メッセージが滞留していた場合に対処する手順について説明します。
アプリケーションを停止したくない場合は,「付録D.9 メッセージ配信状況の確認と滞留時の対処(CJMSPブローカーを一時停止する方法)」を参照してください。
メッセージ配信状況の確認と滞留時の対処手順(アプリケーションを停止する方法)を次の図に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) プロセス前提条件
-
J2EEサーバプロセスが起動済みであること。
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CJMSPリソースアダプタが開始済みであること。
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CJMSPブローカープロセスが起動済みであること。
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アプリケーションが開始済みであること。
(2) 実行に必要な情報および補足説明
(A1)などの記述は,図中の記述と対応しています。
- (A1)
-
送信先(または永続化サブスクライバー)名とメッセージ数を確認します。
- <ホスト名>:<ポート番号>
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CJMSPブローカーを起動しているホスト名およびポート番号
CJMSPブローカーの起動時にポート番号を省略した場合にはデフォルトの7676が使用されています。その場合,-bオプションの指定は省略できます。
- <Topic名>
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確認しようとしている永続化サブスクライバーが存在するTopic名
- (A2)
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特にありません。
- (A3)
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- <種別>
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q(Queue)またはt(Topic)
- <名称>
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Queue名またはTopic名
- <ホスト名>:<ポート番号>
-
CJMSPブローカーを起動しているホスト名およびポート番号
CJMSPブローカーの起動時にポート番号を省略した場合にはデフォルトの7676が使用されています。その場合,-bオプションの指定は省略できます。
- <初期タイムアウト値>
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デフォルトの初期タイムアウト値は10秒に設定されています。デフォルト値で処理がタイムアウトしてしまう場合には値を調節してください。
- <永続化サブスクライバー名>
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(A1)で確認した永続化サブスクライバー名
- <クライアントID>
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(A1)で確認したクライアントID