7.2.1 CJMSプロバイダとは
CJMSプロバイダは,メッセージの送受信を実現するためのアプリケーションサーバの機能です。JMS 1.1の仕様に準拠しています。
CJMSプロバイダで送受信するメッセージは,プロデューサーによって作成され,送信されます。送信されたメッセージは,CJMSプロバイダが管理する送信先(キューまたはトピック)に登録されます。その後,コンシューマーに配信され,処理が実行されます。
CJMSプロバイダを使用したメッセージの送受信の概要を次の図に示します。
送信先を介してメッセージをやり取りする仕組みによって,メッセージの送信側と受信側での非同期処理を実現します。