4.2.3 アプリケーションの開発
目的とする業務内容に合わせて,アプリケーションを開発します。
アプリケーションサーバでは,Java言語を使用して開発したJ2EEアプリケーションやバッチアプリケーションを実行できます。
一般的なJ2EEアプリケーションは,MVCアーキテクチャに基づいて,コンポーネント化されたプログラム群によって構成されます。個々の業務処理プログラムは,EJBの仕様に従ったEnterprise Beanとして作成します。Enterprise Beanの組み合わせによって複雑なアプリケーションを開発したり,業務の変化に応じてEnterprise Beanを入れ替えたりすることで,再利用性の高いJ2EEアプリケーションが開発できます。
アプリケーションサーバで構築したシステムで動作するアプリケーションは,次のような方法で開発できます。
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Developerの機能を使用して開発する
Developerを使用する場合,EclipseのプラグインであるWTPを使用してアプリケーションを開発できます。
WTPでは,コーディングから,ビルド,デバッグまでの一連の開発作業を実行できます。構築したテスト環境上のJ2EEサーバの起動・停止や,アプリケーションの開始・停止などの操作も実行できます。
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DeveloperおよびIDEを使用しないで開発する
DeveloperやIDEを使用しなくても,アプリケーションは開発できます。この場合は,テキストエディタを使用してプログラムのソースを作成し,javacコマンドでコンパイルします。また,jarコマンドでアーカイブを作成して,アプリケーションを開発します。