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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


16.4.1 IR内のオブジェクトの識別

表16-4に,IRオブジェクトの識別と分類のために提供されるオブジェクトを示します。

表16‒4 IRオブジェクトの識別と分類に使用するオブジェクト

項目

説明

name

IDL指定の中でモジュール,インタフェース,オペレーションなどに割り当てられた識別子に対応する文字列。識別子は一意でなくてもかまいません。

id

IRObjectを一意に識別する文字列。RepositoryIDには三つのコンポーネントがコロン(:)デリミタで区切られて入っています。最初のコンポーネントは「IDL:」で,最後は「:1.0」などのバージョン番号です。2番目のコンポーネントはスラント(/)文字で区切られた一連の識別子です。通常,最初の識別子は一意のプリフィクスです。

def_kind

IRオブジェクトとして可能なすべての型を表す値を定義した列挙体です。