Hitachi

TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド


admlsenv(環境変数の情報の出力(Windows))

〈このページの構成〉

形式

admlsenv [-r サービス名 | -a]

機能

サービスに登録されているTPBroker環境の環境変数の情報を出力します。オプションが指定されていない場合,「TPBroker」としてサービスに登録されているTPBroker環境の環境変数の情報を出力します。

なお,これはWindows版だけに提供されるコマンドです。

オプション

-r サービス名

TPBrokerのサービス名称を指定します。このオプションが設定されていると,admlsenvは指定したサービス名で登録したTPBroker運用支援機能の実行環境に定義された環境変数の情報,およびTPBrokerのバージョンとプロセス監視定義ファイルのフルパスを出力します。

-a

-aオプションはサービスとして登録されているすべてTPBroker運用支援機能の実行環境を対象に,環境変数の情報,およびTPBrokerのバージョンと定義ファイルのパスを表示する場合に指定します。

表示形式

prompt> admlsenv -a
[TPBroker2]
Version  = 05-15
TPDIR    = C:\TPBroker
TPSPOOL  = D:\work\SPOOLS\otsspool
TPFS     = D:\work\SPOOLS\otsspool
ADMSPOOL = D:\work\SPOOLS\admspool
ADMFS    = D:\work\SPOOLS\admfs
AdmConfFile = "C:\TPBroker\adm\admconf.cf"
[TPBrokerDevelop]
Version  = 05-15
TPDIR    = C:\TPBroker
TPSPOOL  = C:\TPBroker\otsspool
TPFS     = C:\TPBroker\otsspool
ADMSPOOL = C:\TPBroker\spool
ADMFS    = C:\TPBroker\spool
AdmConfFile = "C:\TPBroker\adm\admconf.cf"

注意事項

admsetupコマンドが実行されてない状態でadmlsenvコマンドを実行すると,エラーが発生します。