8.3.7 トランザクショントレース定義
- トランザクションブランチの決着状況 /OTS/TRC/set_trntrace_level "err" | "all" | "none"
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〜<<"err">>
どのような場合にトランザクショントレースをトレースファイルに記録するかを指定します。
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"err"
トランザクションブランチの決着状況がロールバックとヒューリスティック決着の場合だけ記録します。
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"all"
すべてのトランザクションブランチ情報を記録します。
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"none"
トランザクショントレースを記録しません。
TPBrokerは,トランザクションブランチが定義で指定された状態で決着した場合だけ,トレースファイルに記録します。ヒューリスティック決着の詳細については,マニュアル「TPBroker プログラマーズガイド」を参照してください。
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- トレースファイルサイズ /OTS/TRC/max_trntrace_file_size
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〜((1024〜1048576))<<1024>>(単位:キロバイト)
トランザクショントレースファイルの最大容量を指定します。
指定する単位はキロバイトです。ファイル容量を1メガバイトとする場合,1024と指定します。ファイルサイズがこの値を超過するとトレースファイルが新規に作成され,元のトランザクショントレースファイルはバックアップとして残されます。
- トレースファイル世代数 /OTS/TRC/max_trntrace_file_count
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〜((3〜256))<<3>>
出力するトランザクショントレースファイルの世代数を指定します。トレースファイル名はtrn_xxx(xxx:001〜定義で指定した値)です。
トレース情報がファイルサイズを超過すると,次のファイルに切り替わり運用を続けます。トレースファイルの運用の詳細については,「7.7.1 トレースファイル」を参照してください。