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TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド


6.3.5 プロセス停止順序

admstopコマンド入力時のプロセス停止順序について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 運用定義/ADM/set_parallel_modeが"N"または未設定の場合

起動順序の逆順でプロセスをシリアルに停止します。

(2) 運用定義/ADM/set_parallel_modeが"Y"の場合

プロセス監視定義ファイルに設定された「order=xxx」に従って,orderの逆順にグループごとに並列に停止します。なお,admstartprcコマンドで起動したプロセス監視定義ファイルに設定されていないプロセスや,プロセス監視定義ファイルに起動順序である「order=xxx」が設定されていないプロセスに関しては,システム停止時の最初にプロセス起動順の逆順にシリアルに停止します。したがって,運用定義/ADM/set_parallel_modeが"Y"の場合でも,プロセス監視定義ファイルに「order=xxx」がないときは,(1)と同じ動作をします。

なお,orderで指定される同一グループ内での停止順序は不定です。

定義例に従って,運用定義/ADM/set_parallel_modeが"Y"の場合の停止順序を説明します。