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TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド


4.3.4 トレースファイルの自動削除

APIトレースファイルは,次のようなタイミングで,システム環境定義に従って削除されます。

APIトレースファイルの削除の規則を次に示します。

動作中プロセス:Explorer:pid=1,server1:pid=2,client:pid=3

残存ファイル:apt1,apt2,apt3,apt4,apt5,apt6(最終更新時間の古い順)

  • トランザクション定義:/OTS/max_trace_remain_num=4の場合

    TPBrokerの開始からトランザクション定義/OTS/set_trace_remove_intervalで指定した秒数が経過すると,apt1,apt2およびapt3は動作中プロセスと同一のプロセスIDを持つので削除できないため,apt4およびapt5が削除されてapt1,apt2,apt3およびapt6が残ります。

  • トランザクション定義:/OTS/max_trace_remain_num=2の場合

    TPBrokerの開始からトランザクション定義/OTS/set_trace_remove_intervalで指定した秒数が経過すると,apt1,apt2およびapt3は動作中プロセスと同一のプロセスIDを持つので削除できないため,/OTS/max_trace_remain_num=2の指定に反してapt1,apt2およびapt3の三つが残ります。