3.2.3 決着コマンドによる回復処理
全面回復処理,または部分回復処理をするとき,回復対象のトランザクションがprepared状態の場合,TPBrokerはコミットとロールバックのどちらに決着すればよいかが判断できません。このようなトランザクションは未決着のまま残りますので,どちらに決着すればよいかを決着コマンドを使ってTPBrokerに指示してください。コミットに決着する場合はtscommitコマンドを,ロールバックに決着する場合はtsrollbackコマンドを入力してください。
また,トランザクションの状態はtslstrnコマンドを使用して参照できます。
これらのコマンドの詳細については,「9.3 運用コマンドの詳細」を参照してください。