3.5.5 添付ファイル使用時のソースコードの生成
添付ファイルに対応したソースコードは,WSDL2Javaコマンドで生成できます。WSDL2Javaコマンドの-zオプションで「DOCUMENT」,-uオプションで「LITERAL」を指定します。
- 注意事項
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WSDL定義では,MIME拡張要素(mime:multipartRelated,mime:part,mime:content,mime:mimeXml要素)は使用できません。
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ユーザ定義例外で添付ファイルは使用できません。wsdl:fault要素内のユーザ定義例外に対応するwsdl:types要素内のelement要素の型に,添付ファイルが定義されている場合,WSDL2Javaコマンド実行時にエラーとなり,処理が終了します。このとき,ソースコードは生成されません。
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WSDL定義内のwsi:swaRef型を指定しているXMLスキーマで,wsiの名前空間「http://ws-i.org/profiles/basic/1.1/xsd」をインポートしていない場合,警告メッセージが出力され,処理は続行します。
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WSDLでは,wsi:swaRef型はxsd:element内の要素として指定できます。xsd:attribute内の要素として指定した場合,WSDL2Javaコマンド実行時にエラーとなります。
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WSDLとソースコードのマッピング例を示します。
WSDL定義のwsi:swaRef型は添付ファイルのJava型へマッピングされます(図の(1))。