Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス
形式
cscsetup [-h] {-setup <定義ファイルの格納先ディレクトリ> |-unsetup [-force] |-change <定義ファイルの格納先ディレクトリ>} [-yes]
機能
本番環境に適用できるシステムをセットアップおよびアンセットアップします。また,簡易セットアップで設定した情報を容易に変更します。
このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.5.3 HCSC本番環境簡易セットアップ機能の実行」を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-setup <定義ファイルの格納先ディレクトリ> 〜((1−100バイト))
指定されたディレクトリの定義ファイルを参照し,本番環境をセットアップします。ディレクトリは絶対パスで指定してください。
-unsetup
本番環境をアンセットアップします。
-force
アンセットアップ中にエラーが発生した場合,強制的にアンセットアップを続行します。このオプションは,-setupオプションを指定したセットアップや-unsetupオプションを指定したアンセットアップに失敗し,処理が続行できなくなった場合に使用します。通常のアンセットアップをしたい場合は,-forceオプションではなく-unsetupオプションを指定してアンセットアップすることをお勧めします。
-change <定義ファイルの格納先ディレクトリ> 〜((1−100バイト))
指定されたディレクトリの定義ファイルを参照し,本番環境の情報を変更します。ディレクトリは絶対パスで指定してください。
-yes
確認メッセージが表示されないようにします。
戻り値
戻り値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
1 | コマンドが異常終了しました。 |
9 | 実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意事項
UNIXの場合,定義ファイルの格納先ディレクトリにcscsetupコマンド定義ファイル(cscsetup.properties)が存在しないと,スーパーユーザで処理が実行されます。そのため,Component Container管理者を変更して運用したい場合は,cscsetupコマンド定義ファイル(cscsetup.properties)でオーナー名およびグループ名を指定してください。cscsetupコマンド定義ファイルについては,「cscsetupコマンド定義ファイル」を参照してください。
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