Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
FTP連携システムの開発の流れを次の図に示します。図中の項目は,すべて開発環境で実施する作業です。
図8-52 FTP連携システムの開発の流れ
運用環境でエクスポートしたリポジトリを開発環境にインポートします。
リポジトリのインポート方法の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「3.2.3 リポジトリをインポートする」を参照してください。
サービスアダプタ定義画面を使用してFTPアダプタを定義します。FTPアダプタは,接続対象のFTPサーバごとに1つ定義します。
FTPアダプタの定義については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編」の「3. サービスアダプタの定義」を参照してください。
サービスアダプタ定義画面を使用してファイル操作アダプタを定義します。ファイル操作アダプタは,変換,複製,削除などのオペレーションごとに1つ定義します。
ファイル操作アダプタの定義については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編」の「3. サービスアダプタの定義」を参照してください。
ビジネスプロセス定義画面を使用してビジネスプロセスを定義します。ビジネスプロセスは,ファイル転送の経路ごとに1つ定義します。
ビジネスプロセスの定義については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「5. ビジネスプロセスの定義」を参照してください。
ユーザ定義受付定義画面を使用してFTP受付を定義します。FTP受付は,ビジネスプロセスごとに1つ定義します(必要に応じて複数定義します)。なお,1つのFTP受付を複数のビジネスプロセスに対応させることはできません。
FTP受付の定義の概要については,「8.4 FTP受付の機能」を参照してください。FTP受付の定義については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編」の「2.4 FTP受付の定義」を参照してください。
定義したHCSCコンポーネントの定義に関連する定義ファイル,および実行環境が提供するファイルをまとめてEARファイルにパッケージングします。また,HCSCコンポーネントを配備するクラスタ(または単一のHCSCサーバ)の情報を定義(配備定義)します。
パッケージングと配備定義については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「7. HCSCコンポーネントのパッケージングと配備定義」を参照してください。
HCSCコンポーネントの配備に必要な定義ファイルを格納したリポジトリをエクスポートします。開発環境からエクスポートした情報は,運用環境にインポートして利用されます。
リポジトリのエクスポートについては,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「3.2.2 リポジトリをエクスポートする」を参照してください。
運用環境にインポートしたあと,FTP連携システムを運用する方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.4 HCSCサーバのオペレーション運用(FTP連携する場合)」を参照してください。
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