Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
FTP連携の機能を利用するときの注意について説明します。
FTP連携で利用する機能とほかの既存機能を組み合わせて利用できる範囲を次の表に示します。
表8-33 既存機能と組み合わせて利用できる範囲
アダプタなど | 標準受付(同期/非同期) | SOAP受付 | TP1/RPC受付 | FTP受付 |
---|---|---|---|---|
SOAPアダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
SessionBeanアダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
MDB(WS-R)アダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
MDB(DBキュー)アダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
DBアダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
TP1アダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
ファイルアダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
Object Accessアダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
Message Queueアダプタ | ○ | ○ | ○ | △ |
FTPアダプタ | △ | △ | △ | ○ |
ファイル操作アダプタ | △ | △ | △ | ○ |
メールアダプタ | ○ | ○ | ○ | ○ |
データ変換 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Java呼出アクティビティ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サービスプラットフォームのサーバ自体の運用および保守でFTPを使用する場合,別途FTPサーバを構築する必要があります。この場合,両方のFTPサーバのポート番号またはIPアドレスは一意になるように設計してください。
FTPクライアントに対して,Linux付属のftpコマンドを使用してファイル転送要求を行った場合,FTPインバウンドアダプタのメッセージログに次の2種類のメッセージが出力されます。
また,FTPクライアントに「502 Command SYST not implemented.」のレスポンスが返りますが,ファイル転送要求に影響はありません。
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