Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
HCSCサーバ内を流れるユーザ電文で,XMLスキーマの属性値の型にQName型を使用する場合,次の図のようにXML文書から「子要素」を部分木として切り出して出力すると,xmlns:prefixの名前空間宣言が欠落します。
図4-8 部分木取得時の名前空間宣言の欠落
名前空間宣言が欠落した場合,次の問題が発生することがあります。
なお,子要素のプレフィックスについては,部分木取得時に名前空間が解決されます。
このような問題を解決するには,HCSCサーバランタイム定義ファイルのxmltelegram-namespace-complementプロパティにONを指定します。ただし,ONを指定すると,OFFを指定した場合よりも電文サイズが大きくなるため注意してください。
HCSCサーバランタイム定義ファイルについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「HCSCサーバランタイム定義ファイル」を参照してください。
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