Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
稼働状態確認機能は,サービス部品の状態ではなく,HCSCサーバに配備されているサービスアダプタの状態を確認する機能です。そのため,稼働状態を確認するときは,サービス部品とサービスアダプタが共に同期を取って起動および停止する運用が前提です。サービスアダプタが起動していてもサービス部品が停止している場合は,サービス部品呼び出しの要求はエラーになります。
稼働状態の確認でサービスアダプタの起動を確認した場合でも,確認直後にサービスアダプタが停止すると,サービス部品呼び出しの要求をしたときにエラーになります。そのため,サービスリクエスタでは,サービスアダプタの稼働状態確認で起動を確認しても,サービス部品呼び出しを要求したときにサービスアダプタが停止状態となっていてエラーリターンする場合があることを考慮する必要があります。
HCSCサーバのリクエスト受付が起動していないときに,サービスリクエスタでサービスアダプタの稼働状態を確認するとエラーになります。そのため,サービスリクエスタでは,リクエスト受付が停止状態で,サービスアダプタの稼働状態確認要求がエラーリターンする場合を考慮する必要があります。
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