代入では，ビジネスプロセス上を流れる電文形式を異なる電文形式に変換することができます。

代入の主な機能を次に示します。

• XML電文を異なる名称のXML電文にコピーする。
• XML電文の一部分(部分木)をほかのXML電文にコピー（挿入）する。
• XML以外のboolean，numeric，string等の変数をほかの変数にコピーする。

代入は，データ変換と同じような機能を持ちますが，XML電文中の個々の値を対象とするのではなく，XML全体または一部をそのままコピーしたい場合に適しています。

ビジネスプロセスでの代入の流れを次の図に示します。

図3-5　ビジネスプロセスでの代入の流れ

代入には，代入アクティビティを使用します。

代入の例を次に示します。

（例）部分木のコピー