Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス

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1.6.34 選択ダイアログ

[選択]ダイアログでは,条件を設定して,それに合致したものから出力する変換元ノードまたはファンクションを指定します。

次のどちらかの操作をした場合に表示されます。

[選択]ダイアログを次に示します。

図1-134 [選択]ダイアログ

[図データ]

<この項の構成>
(1) 表示項目
(2) このダイアログでできる内容

(1) 表示項目

[ファンクション名]
ファンクション名を表示します。任意の名称に変更する場合は,64文字以内で指定してください。使用できる文字は,XMLSchemaのNCName定義文字です。

[条件と出力値]
[条件]
[条件追加/編集]ダイアログで設定した条件が表示されます。[条件追加/編集]ダイアログでの設定方法については,「1.6.35 条件追加/編集ダイアログ」を参照してください。設定した条件は,上から順番に評価されます。
[出力値]
条件に合致する場合に出力する出力値の変換元ノードまたはファンクションを指定します。すでに出力値の変換元ノードまたはファンクションと選択ファンクションがマッピングされている場合,その変換元ノードまたはファンクションが表示されます。
[出力値]に表示される変換元ノードまたはファンクションについては,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「6.4.6 マッピング元の表示形式」を参照してください。なお,このダイアログの[空ノード]ラジオボタンを選択した指定した場合は「空ノード」が,[ノードを出力しない]ラジオボタンを選択した指定した場合は「出力なし」が表示されます。
[追加]ボタン
[条件追加/編集]ダイアログが表示されます。[条件と出力値]に条件および出力値を追加する場合にクリックします。
[編集]ボタン
[条件追加/編集]ダイアログが表示されます。[条件と出力値]の条件または出力値を編集する場合にクリックします。
[上へ]ボタン
[条件と出力値]で選択した条件および出力値の位置が1つ上に移動します。
[下へ]ボタン
[条件と出力値]で選択した条件および出力値の位置が1つ下に移動します。
[除去]ボタン
[条件と出力値]で選択した条件および出力値が[条件と出力値]から削除されます。

[どの条件にも合致しない場合]
[条件と出力値]で指定したすべての条件に合致しない場合の出力を設定します。
[ノードを出力する]ラジオボタン
変換先ノードを出力させるときに選択します。
[ノードを出力しない]ラジオボタン
変換先ノードを出力させないときに選択します。

[出力値]
[どの条件にも合致しない場合]の[ノードを出力する]ラジオボタンを選択した場合に設定します。
[値を出力する]ラジオボタン
変換元ノードまたはファンクションの値を出力させるときに選択します。
[値]
出力値の変換元ノードおよびファンクションを指定します。
出力値の表示形式については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「6.4.6 マッピング元の表示形式」を参照してください。
[ノード選択]ボタン
[ノード選択]ダイアログが表示されます。[値]に出力値の変換元ノードを指定する場合にクリックします。
[ノード選択]ダイアログについては,「1.6.6 ノード選択ダイアログ(データ変換)」を参照してください。
[ノード条件設定]ボタン
[ノード条件設定]ダイアログが表示されます。変換元ノードに条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせる場合にクリックします。
[ノード条件設定]ダイアログについては,「1.6.9 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。また,変換元ノードに条件を設定する方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「6.7 ノード条件を設定する」を参照してください。
[ファンクション選択]ボタン
[ファンクション選択]ダイアログが表示されます。[値]に出力値のファンクションを指定する場合にクリックします。
[ファンクション選択]ダイアログについては,「1.6.7 ファンクション選択ダイアログ」を参照してください。
[空ノード]ラジオボタン
変換先ノードに値を出力させない(空ノードを出力)ときに選択します。

[OK]ボタン
設定した内容を有効にして,ダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン
設定した内容を無効にして,ダイアログを閉じます。

(2) このダイアログでできる内容

[選択]ダイアログでは,選択ファンクションを設定できます。選択ファンクションの設定方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「6.5 ファンクションを使用した値またはノードの加工」を参照してください。