Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
HCSCサーバを利用したシステムで使用するスレッド数は,次に示す計算式で最大値を見積もります。
スレッド数の最大値= J2EEサーバのスレッド数+HCSCサーバのスレッド数 |
計算式の各項目の説明を次に示します。
Σ(各受付の独自定義ファイルのpooled-instance.maximumの設定値)
クライアント数×2+HCSCサーバランタイム定義ファイルのrequest-ejb.instance.maximumプロパティの設定値+1
受付 | Webアプリケーション数 |
---|---|
標準受付(SOAP1.1モード) | 1 |
標準受付(SOAP1.1/1.2モード) | 2 |
ユーザ定義受付(SOAP受付) | 受付数 |
ユーザ定義受付(HTTP受付) | 受付数 |
TP1インバウンドアダプタのスレッド数 (4+TP1インバウンドアダプタのrpc_max_thread_countプロパティに設定したスレッド数 +TP1インバウンドアダプタのtrn_max_thread_countプロパティに設定したスレッド数 +TP1受付数 +TP1インバウンドアダプタのMaxTPoolSizeプロパティの設定値)
HCSCサーバの機能 | 計算式 |
---|---|
ビジネスプロセスの応答後実行 | HCSCサーバセットアップ定義ファイルにrm-use=OFFを設定している場合,または非永続のビジネスプロセスで応答後実行を使用する場合,次の計算結果2+HCSCサーバランタイム定義ファイルのbp-reply-after-max-thread-pool-sizeプロパティの設定値 |
待機アクティビティ | usrconf.propertiesのejbserver.ejb.timerservice.maxCallbackThreadsの設定値 |
標準受付(WSR) | HCSCサーバセットアップ定義ファイルにrequest-jms=ONを設定している場合,Cosminexus_Reliable_MessagingのConnector属性ファイルのMaxPoolSizeの設定値 |
標準受付(DBQ) | HCSCサーバセットアップ定義ファイルにrequest-dbq=ONを設定している場合,Cosminexus_Reliable_MessagingのConnector属性ファイルのMaxPoolSizeの設定値 |
HCSCコンポーネント | 計算式 |
---|---|
FTP連携 | FTPインバウンドアダプタを使用する場合,次の計算結果3+Connector属性ファイルのMaxTPoolSizeの設定値×2 |
ファイルイベント受付 | 1+受付数×2+Σ(各受付の独自定義ファイルのurecp-fileevent.thread-pool.maximumの設定値) |
FTP受付 | FTP受付コンフィグファイルのurecp-ftp.request-timeoutプロパティに1以上の値を設定した場合,次の計算結果受付数+Σ(各受付のFTP受付コンフィグファイルのurecp-ftp.timer-thread.maximumプロパティの設定値) |
Object Accessアダプタ |
|
コマンドアダプタ | Σ(各アダプタの同時実行数×3) |
SFTPアダプタ | Σ(各アダプタの同時実行数) |
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