Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
次に示すユーザ認証情報管理コマンドを実行すると,ユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログに実行時の情報(通知・エラーなど)がメッセージとして出力されます。
このメッセージログを参照することで,過去に実行したコマンドの障害情報や稼働情報を確認できます。
ここでは,取得されたユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログの確認方法について説明します。
ユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログの出力先およびログファイル名を次に示します。
<ユーザ認証情報管理コマンド定義ファイルのauthinfo.command.messagelog.filepathプロパティで指定したパス>\message<面数>.log
なお,ユーザ認証情報管理コマンド定義ファイルの次に示すプロパティで,ログファイルの情報を設定できます。
ユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログの出力形式を次の図に示します。
図7-34 ユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログの出力形式
ユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログに出力される内容を次の表に示します。
表7-60 ユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログに出力される内容
項目 | 内容 |
---|---|
番号 | コマンドのメッセージログの出力通番が表示されます。 |
日付 | コマンドのメッセージログの取得日付がyyyy/mm/ddの形式で出力されます。 |
時刻 | コマンドのメッセージログの取得時刻がhh:mm:ss.SSSの形式で出力されます。 |
製品ID | 製品を特定するための識別子として,SFTPアダプタを示す「CSCMSG」が出力されます。 |
pid | プロセスを識別するためのIDが出力されます。 |
tid | スレッドを識別するためのIDが出力されます。 |
メッセージID | メッセージIDが「KDECnnnnn-X」の形式で出力されます。 |
メッセージテキスト | メッセージの内容が出力されます。 |
CRLF | レコードの終端符号が出力されます。 |
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