Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
(1) ビジネスプロセス定義名を条件として検索する
(a) 画面による実行履歴の検索
画面上にはプロセスインスタンスの実行履歴をビジネスプロセス定義名で検索する項目はないため,すべての実行履歴を表示し,その中から該当するビジネスプロセス定義名を探します。手順を次に示します。
- [日時・状態検索]タブをクリックします。
- プロセスインスタンスの開始日時の[指定なし]ラジオボタンを選択します。
- プロセスインスタンスの状態(実行中,完了,エラー発生,またはフォルト終了)について,すべてのチェックボックスをチェックします。
- ソート条件で,検索結果のソート方法を選択します。
- [検索]ボタンをクリックします。
検索結果フィールドに表示されたすべての実行履歴の中から,該当するビジネスプロセス定義名を[ビジネスプロセス定義名]欄で探します。
(b) コマンドによる実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴をビジネスプロセス定義名で検索する手順を次に示します。
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
- where句を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -where <where句>※ -table process -orderby <ソート条件>
|
- 注※
- 列名ProcessDefinitionNameに対してのSQL条件を指定します。
- where句が記載されたファイルを使用する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -wherefile <where句が記載されたファイル名>※ -table process -orderby <ソート条件> -encoding <エンコーディング名>
|
- 注※
- 列名ProcessDefinitionNameに対してのSQL条件を指定します。
- ビジネスプロセス定義名を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -processname <ビジネスプロセス定義名> -table process -orderby <ソート条件>
|
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:Helloビジネスプロセス
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
- -wherefileオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process -orderby "StartTime ASC"
|
sql_where.txtの内容
ProcessDefinitionName = 'Helloビジネスプロセス'
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- -processnameオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -processname Helloビジネスプロセス -table process -orderby "StartTime ASC"
|
- 出力結果
cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(2) 開始日時を条件として検索する
(a) 画面による実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴を開始日時で検索する手順を次に示します。
- [日時・状態検索]タブをクリックします。
- プロセスインスタンスの開始日時の[指定あり]ラジオボタンを選択します。
- 開始日時の検索範囲について,年を西暦で入力し,月日時分秒をドロップダウンリストから選択します。
- 検索結果のソート条件に該当するラジオボタンを選択します。
- [検索]ボタンをクリックします。
検索結果フィールドに検索結果が表示されます。
(b) コマンドによる実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴を開始日時で検索する手順を次に示します。
- 注意
- 検索する場合に指定する開始日時は,コマンドに指定するオプションによって使用する時法が異なります。
- -whereオプションまたは-wherefileオプションのwhere句が記載されたファイルに指定する場合:グリニッジ標準時間(GMT)
- -dateオプションで指定する場合:デフォルトタイムゾーン
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
- where句を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -where <where句>※ -table process -orderby <ソート条件>
|
- 注※
- 列名StartTimeに対してのSQL条件を指定します。
- where句が記載されたファイルを使用する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -wherefile <where句が記載されたファイル名>※ -table process -orderby <ソート条件> -encoding <エンコーディング名>
|
- 注※
- 列名StartTimeに対してのSQL条件を指定します。
- 開始日時範囲を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -date <照会開始日時>※,<照会終了日時> -table process -orderby <ソート条件>
|
- 注※
- 照会開始日時は省略できます。
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:Helloビジネスプロセス
- 開始日時範囲:2011/12/28 14:59:59以前(グリニッジ標準時間)
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
- -wherefileオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process -orderby "StartTime ASC"
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sql_where.txtの内容
ProcessDefinitionName = 'Helloビジネスプロセス' AND StartTime <= '2011-12-28 14:59:59'
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- -dateオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -processname Helloビジネスプロセス -date ,20111228235959※ -table process -orderby "StartTime ASC"
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- 注※
- -dateオプションのデフォルトタイムゾーンは,日本時間を使用しています。
- 出力結果
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:Helloビジネスプロセス
- 開始日時範囲:2011/12/28 10:00:00〜2011/12/29 14:59:59(グリニッジ標準時間)
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
- -wherefileオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process -orderby "StartTime ASC"
|
sql_where.txtの内容
ProcessDefinitionName = 'Helloビジネスプロセス' AND StartTime BETWEEN '2011-12-28 10:00:00' AND '2011-12-29 14:59:59'
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- -dateオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -processname Helloビジネスプロセス -date 20111228190000※,20111228235959※ -table process -orderby "StartTime ASC"
|
- 注※
- -dateオプションのデフォルトタイムゾーンは,日本時間を使用しています。
- 出力結果
cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(3) 状態を条件として検索する
(a) 画面による実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴を状態で検索する手順を次に示します。
- [日時・状態検索]タブをクリックします。
- 検索するプロセスインスタンスの状態(実行中,完了,エラー発生,またはフォルト終了)に該当するチェックボックスをチェックします。
複数チェックした場合は,条件のどれかに一致する状態が検索されます。
- 検索結果のソート条件に該当するラジオボタンを選択します。
- [検索]ボタンをクリックします。
検索結果フィールドに検索結果が表示されます。
(b) コマンドによる実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴を状態で検索する手順を次に示します。
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
- where句を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -where <where句>※ -table process -orderby <ソート条件>
|
- 注※
- 列名Stateに対してのSQL条件を指定します。
- where句が記載されたファイルを使用する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -wherefile <where句が記載されたファイル名>※ -table process -orderby <ソート条件> -encoding <エンコーディング名>
|
- 注※
- 列名Stateに対してのSQL条件を指定します。
- 状態を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -status {executing|completed|faulted|error|executingwait|completedwait|all}※ -table process -orderby <ソート条件>
|
- 注※
- どれか1つを指定します。
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:Helloビジネスプロセス
- プロセスインスタンスの状態:エラー発生
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
- -wherefileオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process -orderby "StartTime ASC"
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sql_where.txtの内容
ProcessDefinitionName = 'Helloビジネスプロセス' AND State = 'Error'
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- -statusオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -processname Helloビジネスプロセス -status error -table process -orderby "StartTime ASC"
|
- 出力結果
cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(4) 相関セットを条件として検索する
(a) 画面による実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴を相関セットで検索する手順を次に示します。
- [相関セット検索]タブをクリックします。
- 相関セット定義名,および相関セット値を入力します。必ず両方の内容を入力します。
- [検索]ボタンをクリックします。
検索結果フィールドに検索結果が表示されます。
- 相関セット値の指定方法
- 相関セットは,電文に含まれる1つの部分または複数の部分を連結することによって構成できます。相関セットを永続化する場合,指定した1つの部分または複数の部分を相関セット値として扱います。相関セット値は,次の規則に従って構成されます。
- 部分が1つの場合
部分の値そのままです。
- 複数の部分がある場合
部分の値を「>」で連結します。
- (例)
- 相関セット定義名「ABC」に,2つの部分X,Yがあり,それぞれの値が「100」,「300」である場合,相関セット値は「100>300」になります。
- (例)
- 相関セット定義名「ABC」に,部分Xがあり,その値が「@200」である場合,相関セット値は「@@200」になります。
- 部分の値に「>」がある場合
「@G」に置換します。
- (例)
- 相関セット定義名「ABC」に,部分Xがあり,その値が「30>」である場合,相関セット値は「30@G」になります。
(b) コマンドによる実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴を相関セットで検索する手順を次に示します。
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
- where句を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -where <where句>※ -table process_set
|
- 注※
- 相関セット定義名で検索する場合は,列名CorrelationSetNameに対してSQL条件を指定します。相関セット値で検索する場合は,列名CorrelationSetValueに対してSQL条件を指定します。
- where句が記載されたファイルを使用する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -wherefile <where句が記載されたファイル名>※ -table process_set -encoding <エンコーディング名>
|
- 注※
- 相関セット定義名で検索する場合は,列名CorrelationSetNameに対してSQL条件を指定します。相関セット値で検索する場合は,列名CorrelationSetValueに対してSQL条件を指定します。
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:商品手配
- 相関セット定義名:set
- 相関セット値:HDD対応プラズマテレビ 60型
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process_set -orderby "StartTime ASC"
|
- sql_where.txtの内容
C.ProcessDefinitionName = '商品手配' AND C.CorrelationSetName = 'set' AND C.CorrelationSetValue = 'HDD対応プラズマテレビ 60型'
|
- 出力結果
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:商品手配
- 相関セット定義名:set2
- 相関セット値:HDD対応プラズマテレビ 60型>1(プロパティがHDD対応プラズマテレビ 60型と1)
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process_set -orderby "StartTime ASC"
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- sql_where.txtの内容
C.ProcessDefinitionName = '商品手配' AND C.CorrelationSetName = 'set2' AND C.CorrelationSetValue = 'HDD対応プラズマテレビ 60型>1'
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- 出力結果
cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(5) プロセスインスタンス識別子を条件として検索する
(a) 画面による実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴をプロセスインスタンス識別子で検索する手順を次に示します。
- [識別子検索]タブをクリックします。
- プロセスインスタンス識別子を入力します。
コマンドやログなどから取得したプロセスインスタンス識別子を入力してください。
- [検索]ボタンをクリックします。
検索結果フィールドに検索結果が表示されます。
(b) コマンドによる実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴をプロセスインスタンス識別子で検索する手順を次に示します。
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
- where句を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -where <where句>※ -table process -orderby <ソート条件>
|
- 注※
- 列名ProcessIDに対してのSQL条件を指定します。
- where句が記載されたファイルを使用する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -wherefile <where句が記載されたファイル名>※ -table process -orderby <ソート条件> -encoding <エンコーディング名>
|
- 注※
- 列名ProcessIDに対してのSQL条件を指定します。
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:Helloビジネスプロセス
- プロセスインスタンス識別子:J2EEServer_010210084218_Helloビジネスプロセス_1237946140968_3843192274_138
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process -orderby "StartTime ASC"
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- sql_where.txtの内容
ProcessDefinitionName = 'Helloビジネスプロセス' AND ProcessID = 'J2EEServer_192168116131_Helloビジネスプロセス_1325125384512_4896451771_139'
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- 出力結果
cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(6) 開始日時と状態を組み合わせて検索する
(a) 画面による実行履歴の検索
開始日時と状態を組み合わせて,検索条件として指定できます。
プロセスインスタンスの実行履歴を,開始日時と状態の組み合わせで検索する手順を次に示します。
- [日時・状態検索]タブをクリックします。
- プロセスインスタンスの開始日時の[指定あり]ラジオボタンを選択します。
- 開始日時の検索範囲について,年を西暦で入力し,月日時分秒をドロップダウンリストから選択します。
- 検索するプロセスインスタンスの状態(実行中,完了,エラー発生,またはフォルト終了)に該当するチェックボックスをチェックします。
複数チェックした場合は,条件のどれかに一致する状態が検索されます。
- 検索結果のソート条件に該当するラジオボタンを選択します。
- [検索]ボタンをクリックします。
検索結果フィールドに検索結果が表示されます。
(b) コマンドによる実行履歴の検索
プロセスインスタンスの実行履歴を,開始日時と状態の組み合わせで検索する手順を次に示します。
- 注意
- 検索する場合に指定する開始日時は,コマンドに指定するオプションによって使用する時法が異なります。
- -whereオプションまたは-wherefileオプションのwhere句が記載されたファイルに指定する場合:グリニッジ標準時間(GMT)
- -dateオプションで指定する場合:デフォルトタイムゾーン
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
- where句を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -where <where句>※ -table process -orderby <ソート条件>
|
- 注※
- 列名StartTimeおよびStateに対してのSQL条件を指定します。
- where句が記載されたファイルを使用する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -wherefile <where句が記載されたファイル名>※ -table process -orderby <ソート条件> -encoding <エンコーディング名>
|
- 注※
- 列名StartTimeおよびStateに対してのSQL条件を指定します。
- 開始日時範囲および状態を直接指定する場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -date <照会開始日時>※1,<照会終了日時> -status {executing|completed|faulted|error|executingwait|completedwait|all}※2 -table process -orderby <ソート条件>
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- 注※1
- 照会開始日時は省略できます。
- 注※2
- どれか1つを指定します。
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- ビジネスプロセス定義名:Helloビジネスプロセス
- 開始日時範囲:2011/12/27 15:00:00〜2011/12/28 10:51:00(グリニッジ標準時間)
- 状態:エラー発生
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- ソート条件:開始時刻の昇順
- コマンド
- -wherefileオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -wherefile sql_where.txt -table process -orderby "StartTime ASC"
|
sql_where.txtの内容
ProcessDefinitionName = 'Helloビジネスプロセス' AND StartTime BETWEEN '2011-12-27 15:00:00' AND '2011-12-28 10:51:00' AND State = 'Error'
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- -dateオプションおよび-statusオプションを指定した場合
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -processname Helloビジネスプロセス -date 20111228000000※,20111228195100※ -status error -table process -orderby "StartTime ASC"
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- 注※
- -dateオプションのデフォルトタイムゾーンは,日本時間を使用しています。
- 出力結果
cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(7) 実行したHCSCサーバ名を条件として検索する
プロセスインスタンスの実行履歴を実行したHCSCサーバ名で検索する手順を,次に示します。
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -table process -targetcsc <検索対象とするHCSCサーバ名>
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- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- アクセスするHCSCサーバ:CSCSrv1
- 実行したHCSCサーバ:CSCSrv2
- コマンド
cscpiselect -csc CSCSrv1 -table process -targetcsc CSCSrv2
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cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(8) プロセスインスタンスの実行履歴を全件検索する
プロセスインスタンスの実行履歴を全件検索する手順を次に示します。なお,プロセスインスタンスの実行履歴の全件検索は,コマンドでだけ実行できます。
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -table process
|
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を検索します。
- コマンド
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -table process
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- 出力結果
cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(9) RDエリア名を条件として検索する
SQLのSELECT文で「IN ('<RDエリア名>')」を指定すると,RDエリア単位で検索できます。RDエリア単位の削除が正しく実行されたかなど,RDエリア単位にデータを確認したい場合に使用します。
- (例)CSCBP_<クラスタ名>_PROCESSテーブルのRDエリア(RDA11とRDA21とRDA31)に,データが何件格納されているかを検索します。
SELECT count(*) FROM CSCBP_<クラスタ名>_PROCESS IN ('RDA11,RDA21,RDA31') WITHOUT LOCK NOWAIT;
|
(10) 全実行履歴のCSVファイルへの出力
過去の履歴として,定期的にプロセスインスタンスの実行履歴を検索し,HCSCサーバ単位に全情報をCSVファイルに出力することで,保守資料としても使用できます。プロセスインスタンスの全実行履歴のCSVファイルへの出力は,コマンドでだけ実行できます。
プロセスインスタンスの実行履歴をCSVファイルへ出力する手順を次に示します。
- アクセスするHCSCサーバを決定します。
- 次のコマンドを実行して検索します。
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -detail -table {process|activity|link|set|string|numeric|boolean|message|relation}※
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- 注※
- どれか1つを指定します。
- (例)次の条件でコマンドを入力して,プロセスインスタンスの実行履歴を一括してCSVファイルへ出力します。
- HCSCサーバ単位で全情報をCSVファイルに退避。
- アクセスするHCSCサーバ:HCSC
- コマンド
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table process > yyyymmdd_process.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table activity > yyyymmdd_activity.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table link > yyyymmdd_link.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table set > yyyymmdd_set.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table string > yyyymmdd_string.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table numeric > yyyymmdd_numeric.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table boolean > yyyymmdd_boolean.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table message > yyyymmdd_message.csv
cscpiselect -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc HCSC -detail -table relation > yyyymmdd_relation.csv
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cscpiselectコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpiselect(プロセスインスタンスの検索)」を参照してください。
(11) 画面による検索結果を参照する
検索の結果は,検索結果フィールドに,総件数および一覧が表示されます。一覧は,一度に20件まで表示されます。
また,検索時との時間差によって,検索の結果,総件数と表示対象件数が異なる場合があります。例えば,総件数が13件で,表示対象件数が60件の場合などです。この場合は,表示対象の件数が20件を超えても,[次へ]ボタンが非活性の状態になり,21件目以降を表示できなくなるため,再検索をする必要があります。
また,検索結果一覧の[前へ],[次へ]ボタンをクリックしたあとに,プロセスインスタンスの件数などが変化している場合があります。例えば,総件数が45件で,表示対象件数が21〜40件を表示中に,[次へ]ボタンをクリックすると,総件数が10件になっている場合などです。この場合は,1〜10件が表示されます。
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