運用環境の画面を利用してHCSCサーバにログインする手順を次に示します。

1. Eclipseを起動します。
2. メニューから［HCSC-Manager］−［ログイン］を選択します。
   現在のパースペクティブがHCSC-Managerパースペクティブの場合（ツリービューが表示されている場合），ユーザIDとパスワードを入力するダイアログが表示されます。
   現在のパースペクティブがHCSC-Managerパースペクティブではない場合（ツリービューが表示されていない場合），パースペクティブを切り替えるかどうかを確認するダイアログが表示されます。パースペクティブを切り替える場合は［はい］，切り替えない場合は［いいえ］を選択します。そのあと，ユーザIDとパスワードを入力するダイアログが表示されます。
   
3. ユーザIDとパスワードを指定して，［OK］ボタンをクリックします。
   ログインが正常に終了すると，サーバとHCSCコンポーネントの構成，状態がツリービューに表示されます。
   ユーザIDとパスワードはcscpasswdコマンドで設定，変更できます。ユーザIDとパスワードの設定，変更の詳細については，「2.4.2　ユーザ情報を設定する」を参照してください。また，cscpasswdコマンドの詳細については，マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscpasswd（ユーザの管理）」を参照してください。
   

あらかじめ，HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルの次のパラメタに，ログインユーザ名およびログインパスワードを指定しておくと，HCSC-Managerのコマンド実行時にログインユーザID，ログインパスワードの指定が不要になります。

• csc.all.user=HCSC-Managerログインユーザ名
• csc.all.pass=HCSC-Managerログインパスワード

リポジトリの更新を伴う次のコマンドの実行中は，これらのコマンドで使用するリポジトリが同じで排他されるため，画面またはコマンドでログインできません。コマンドの実行が終了してからログインしてください。

• csccompodeploy（HCSCコンポーネントの配備）
• csccompoundeploy（HCSCコンポーネントの削除）
• cscenvrestore（HCSC-Manager環境のリストア）
• cscpasswd（ユーザの管理）
• cscrepctl（インポート/エクスポート）
• cscsvcctl（サービス情報の管理）
• cscsvsetup（HCSCサーバのセットアップ）
• cscsvunsetup（HCSCサーバのアンセットアップ）