Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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4.6.1 コンポーネント単位のリポジトリの追加更新

コンポーネント単位でリポジトリを追加(インポート)または更新するには,cscrepctlコマンドに-importオプションを指定して実行します。インポートの前にcscrepcheckコマンドを実行すると,指定したリポジトリZIPファイル内のHCSCコンポーネントを運用環境のリポジトリにインポートできるか検証できます。

<この項の構成>
(1) インポート前のインポート可否の検証(cscrepcheckコマンド)
(2) コンポーネント単位でのリポジトリのインポート(cscrepctlコマンド)

(1) インポート前のインポート可否の検証(cscrepcheckコマンド)

cscrepcheckコマンドは,運用環境のリポジトリのHCSCコンポーネントの情報と状態を確認し,次の内容を検証して検証結果を表示します。cscrepcheckコマンドについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscrepcheck(インポート可否の検証)」を参照してください。

cscrepcheckコマンドではリポジトリのインポートは実行されません。リポジトリをインポートするにはcscrepctlコマンドを実行してください。

(a) インポート可否を検証できないケース

次の場合は,リポジトリ情報のインポート可否は検証できません。

(b) インポート可否の検証の実行

cscrepcheckコマンドを実行して,指定したリポジトリのインポート可否を検証する例を次に示します。この例では,HCSC-ManagerのユーザIDとパスワードはHCSC-Managerコマンド共通定義ファイルに定義していることを前提としています。

(c) インポート可否の検証結果

cscrepcheckコマンドの実行によって表示される検証結果の例を次に示します。

(2) コンポーネント単位でのリポジトリのインポート(cscrepctlコマンド)

cscrepctlコマンドで,リポジトリをコンポーネント単位でインポートする例を次に示します。この例では,HCSC-ManagerのユーザIDとパスワードはHCSC-Managerコマンド共通定義ファイルに定義していることを前提としています。

注※
HCSCコンポーネント指定ファイルについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「HCSCコンポーネント指定ファイル」を参照してください。

cscrepctlコマンドについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscrepctl(インポート/エクスポート)」を参照してください。