実行環境に配備されている，FTPアダプタおよびファイル操作アダプタを含むサービスアダプタの削除方法については，「3.3.1　サービスアダプタを削除する」を参照してください。

実行環境に配備されているビジネスプロセスの削除方法については，「3.3.2　ビジネスプロセスを削除する」を参照してください。

実行環境に配備されている，FTP受付を含むユーザ定義受付の削除方法については，「3.3.3　ユーザ定義受付を削除する」を参照してください。

FTPインバウンドアダプタを削除する場合の前提条件，および削除方法について次に説明します。

(a)　前提条件

FTPインバウンドアダプタを削除するには，次の条件を満たす必要があります。

• HCSCサーバが起動状態であること
  HCSCサーバの状態の確認方法については，「5.3.15　HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
  
• FTPインバウンドアダプタが停止状態であること
  FTPインバウンドアダプタの状態の確認方法については，マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「4.6　リソースアダプタの一覧の参照」を参照してください。
  

(b)　削除方法

次の作業を実施します。

●FTPインバウンドアダプタの設定の解除

FTPインバウンドアダプタに登録されているすべてのユーザ情報（ユーザ名およびパスワード）を削除する場合の実行形式を次に示します。

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\bin\csmftpdelusr -usr <ユーザ名>

コマンドの詳細は，マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csmftpdelusr（FTPインバウンドアダプタのユーザの削除）」を参照してください。

注意

環境変数（CSCFTP_CMD_LOG）に運用コマンド実行時のログ出力先ディレクトリを設定している場合は，設定を解除してください。

●FTPインバウンドアダプタのアンデプロイ

FTPインバウンドアダプタをアンデプロイする場合の実行形式を次に示します。

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjundeployrar <J2EEサーバ名称> -resname <リソースアダプタ表示名>

cjundeployrarコマンドの詳細は，マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.4　J2EEサーバで使用するリソース操作コマンド」を参照してください。

●FTPインバウンドアダプタの削除

FTPインバウンドアダプタを削除する場合の実行形式を次に示します。

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjdeleteres <J2EEサーバ名称> -type rar -resname <表示名>

cjdeleteresコマンドの詳細は，マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.4　J2EEサーバで使用するリソース操作コマンド」を参照してください。