Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.8.1 JP1連携の設定の流れ

JP1連携機能を使用するためには,次の表に示すJP1の製品をインストールおよびセットアップする必要があります。

表2-25 JP1連携機能を使用するために必要なJP1の製品

インストール先 JP1の製品
実行環境 JP1/Base
JP1統合運用管理サーバ
  • JP1/Base
  • JP1/IM - Manager
運用管理クライアント JP1/IM - View

注※
Windowsの場合だけインストールできます。Windows以外の場合,統合コンソールは表示できません。

JP1の製品のインストールおよびセットアップについては,次に示すマニュアルを参照してください。

JP1と連携するための設定の流れを次に示します。

  1. 実行環境で,次の設定をします。
    • サービスプラットフォームのJP1イベント発行の設定(2.8.2参照)
      サービスプラットフォームで発生した障害のメッセージを,JP1イベントとして発行するための設定を行います。
    • JP1/Baseのイベントサーバ名の設定(2.8.3参照)
      HAクラスタ構成の場合で,論理ホストのJP1/Baseのイベントサーバを使用してJP1イベントを発行するときだけ設定を行います。
  2. JP1統合運用管理サーバで,次の作業をします。
    • JP1/Baseの構成定義の作成(2.8.4参照)
      JP1統合運用管理サーバが管理するシステムの階層関係を定義します。
      この定義を各ホストに配布すると,転送先の情報として識別されます。