Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
HCSC-Managerを使用するための設定を,HCSC-Managerの接続先となる実行環境のマシンで実施します。設定手順を次に示します。
実行環境のmserver.properties(Management Server環境設定ファイル)に,プロパティを追加します。mserver.propertiesの格納先とmserver.propertiesに追加するプロパティを次に示します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\config\mserver.properties
com.cosminexus.mngsvr.management.enabled=true com.cosminexus.mngsvr.management.connector.enabled=true com.cosminexus.mngsvr.management.port=28099※1 ejbserver.naming.port=28900※2 ejbserver.server.edition.settingforce= mngsvr.myhost.name=localhost
実行環境のmserver.cfg(Management Server用オプション定義ファイル)に,プロパティを追加します。
mserver.cfgの格納先とmserver.cfgに追加するプロパティを次に示します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\config\mserver.cfg
web.add.class.path=<Oracle JDBC Thin DriverのJARファイル名(フルパス)>※ |
Oracle JDBC Thin Driverのバージョン | 該当するJARファイル |
---|---|
18.3.0.0.0 | <Oracle Clientのインストールディレクトリ>/jdbc/lib/ojdbc8.jar |
add.library.path=<HiRDBのインストールディレクトリ>\CLIENT\UTL |
add.library.path=<HiRDBの運用ディレクトリ>/client/lib |
add.library.path=<HiRDBのインストールディレクトリ>\utl |
add.library.path=<HiRDBのインストールディレクトリ>/client/lib |
web.add.class.path=<HiRDB Type4 JDBC DriverのJARファイル名(フルパス)>※ |
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\config\adminagent.properties
次に示すプロパティに「2」が設定されているか,プロパティが省略されていることを確認してください。
adminagent.j2ee.watch.level=2
Management Server環境設定ファイルおよびManagement Server用オプション定義ファイルを設定したあとは,運用管理エージェントを起動する必要があります。すでに起動している場合は再起動してください。
運用管理エージェントの起動については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「4.1.17 運用管理エージェントを起動する」を参照してください。
Management Server環境設定ファイルおよびManagement Server用オプション定義ファイルを設定したあとは,Management Serverを起動する必要があります。すでに起動している場合は再起動してください。
Management Serverの起動については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「4.1.18 Management Serverを起動する」を参照してください。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\log\message\下の最新のmngmessage[n].logファイルにKEOS27010-Iメッセージが22個出力されることを確認します。
なお,KEOS27010-Iメッセージの可変値のファイル名には,次に示すどれかが出力されます。
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