Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編
接続先情報ファイルを使用することで,サービスアダプタの接続先情報を動的に変更できます。
ここでは,SOAP受付およびサービスアダプタを使用したSOAP通信を行う場合を使って,接続先情報ファイルの使用例を説明します。
接続先情報ファイルの使用方法の例として使用するビジネスプロセスを次の図に示します。
図2-19 接続先情報ファイルを使用するビジネスプロセスの例
SOAP受付を生成するWSDLの作成例を次に示します。
なお,この例では,接続先となるサービス部品のURLをSOAPヘッダで送付しています。
「図2-19 接続先情報ファイルを使用するビジネスプロセスの例」に示すビジネスプロセスで使用するデータ変換アクティビティの設定例を次に示します。
ここでは,変換元に「ヘッダ要求データ」を,変換先に「接続先情報」を指定しています。
図2-20 データ変換アクティビティの設定例
また,変換のマッピングは,次の図に示すとおりに定義します。
図2-21 変換のマッピングの設定例
「図2-19 接続先情報ファイルを使用するビジネスプロセスの例」に示すビジネスプロセスで使用する接続先情報の設定例を次に示します。なお,接続先情報は,サービス呼出アクティビティのヘッダ割当変数に設定します。ここで設定した情報が,サービスアダプタで参照できる情報になります。
図2-22 接続先情報の設定例(サービス呼出アクティビティの設定)
各サービスアダプタの接続先情報ファイルの格納先を次に示します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\schema\connection\connection_db_adapter.xsd
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\schema\connection\connection_soap_adapter.xsd
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\schema\connection\connection_tp1_adapter.xsd
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