Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編
HTTP受付を新規に追加する手順を次に示します。
- Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[ビューの表示]−[その他]を選択します。
[ビューの表示]ダイアログが表示されます。
- [HCSC-Definer]−[HCSCTEビュー]を選択し,[開く]ボタンをクリックします。
ツリービューにサービス定義一覧が表示されます。
- ツリービューのビジネスプロセスで右クリックして「ユーザ定義受付追加」を選択します。
受付種別選択ウィザードが表示されます。
- 受付種別のドロップダウンリストから「HTTP受付」を選択します。
[次へ]ボタンをクリックすると,HTTP受付の追加に必要な情報を入力するダイアログが表示されます。
- [受付名]を指定します。
HTTP受付の名称を1〜40バイトで指定します。
- [終了]ボタンをクリックします。
[終了]ボタンをクリックすると,必要なファイルが作成され,リポジトリに保存されます。サービスアダプタ定義画面(基本)が表示されます。
- HTTP受付の定義情報を設定します。
HTTP受付の設定項目について次の表に示します。
表2-19 HTTP受付のユーザ定義受付定義画面(基本)の設定項目
分類 |
項目 |
設定内容 |
設定 |
ユーザ定義受付情報 |
受付名 |
設定した受付名が表示されます。 |
◎ |
受付ID |
受付IDが表示されます。必要に応じて変更します。 |
◎ |
デフォルトオペレーション名 |
デフォルトで呼び出すオペレーションを選択します。 |
◎ |
オペレーション |
任意のオペレーション名を指定します。 |
◎ |
オペレーション情報 |
通信モデル |
「同期」を設定します。 |
◎ |
要求電文 |
[any型を使う]チェックボックス |
チェックしません。 |
− |
受付 |
電文フォーマット |
urecp_http_body_request.xsd※を指定します。 |
◎ |
サービス部品 |
[使う]チェックボックス |
チェックしません。 |
− |
応答電文 |
[any型を使う]チェックボックス |
チェックしません。 |
− |
受付 |
電文フォーマット |
|
◎ |
サービス部品 |
[使う]チェックボックス |
チェックしません。 |
− |
- (凡例)
- ◎:必ず設定します。
- −:該当しません。
- 注※
- ファイルの格納先ディレクトリは「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-reception\http\schema」です。
上記以外のユーザ定義受付定義画面の設定項目については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.6 ユーザ定義受付定義画面」を参照してください。
- ユーザ定義受付(詳細)タブをクリックします。
ユーザ定義受付定義画面(詳細)が表示されます。
- HTTP受付の定義情報を設定します。
HTTP受付の設定項目について次の表に示します。
表2-20 HTTP受付のユーザ定義受付定義画面(詳細)の設定項目
分類 |
項目 |
設定内容 |
設定 |
ユーザ定義受付制御情報 |
独自定義ファイル |
次の独自定義ファイルが設定されていることを確認します。
- cscurecphttp.properties※1
- cscurecphttp_header.properties※2
|
◎ |
EARファイル |
次のEARファイルが設定されていることを確認します。
|
× |
- (凡例)
- ◎:必ず設定します。
- ×:表示されている内容を確認します。
- 注※1
- 設定されているcscurecphttp.propertiesはテンプレートファイルです。必要に応じてcscurecphttp.propertiesを選択して[編集]ボタンをクリックし,独自定義ファイルの内容を修正してください。cscurecphttp.propertiesの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「HTTP受付定義ファイル」を参照してください。
- 注※2
- 設定されているcscurecphttp_header.propertiesはテンプレートファイルです。必要に応じてcscurecphttp_header.propertiesを選択して[編集]ボタンをクリックし,独自定義ファイルの内容を修正してください。cscurecphttp_header.propertiesの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「HTTPレスポンスヘッダ定義ファイル」を参照してください。
- 注※3
- ファイルの格納先ディレクトリは「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-reception\http\lib」です。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2019, Hitachi, Ltd.