Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編
FTP受付を新規に追加する手順を次に示します。
- Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[ビューの表示]−[その他]を選択します。
[ビューの表示]ダイアログが表示されます。
- [HCSC-Definer]−[HCSCTEビュー]を選択し,[開く]ボタンをクリックします。
ツリービューにサービス定義一覧が表示されます。
- ツリービューのビジネスプロセスで右クリックして「ユーザ定義受付追加」を選択します。
受付種別選択ウィザードが表示されます。
- 受付種別のドロップダウンリストから「FTP受付」を選択します。
[次へ]ボタンをクリックすると,FTP受付の追加に必要な情報を入力するダイアログが表示されます。
- [受付名]を指定します。
FTP受付の名称を1〜40バイトで指定します。
- [終了]ボタンをクリックします。
[終了]ボタンをクリックすると,必要なファイルが作成され,リポジトリに保存されます。サービスアダプタ定義画面(基本)が表示されます。
- FTP受付の定義情報を設定します。
FTP受付の設定項目について次の表に示します。
表2-9 FTP受付のユーザ定義受付定義画面(基本)の設定項目
分類 |
項目 |
設定内容 |
設定 |
ユーザ定義受付情報 |
受付名 |
設定した受付名が表示されます。 |
◎ |
受付ID |
受付IDが表示されます。必要に応じて変更します。 |
◎ |
デフォルトオペレーション名 |
デフォルトで呼び出すオペレーションを選択します。 |
◎ |
オペレーション |
次の中から使用するオペレーションを追加します。
- PUT:FTPクライアントからFTPサーバへファイルを転送する
- GET:FTPサーバからFTPクライアントへファイルを転送する
- GETINFO:FTPサーバの情報を取得し,FTPクライアントへ送付する
|
◎ |
オペレーション情報 |
通信モデル |
「同期」を設定します。 |
◎ |
要求電文 |
受付 |
電文フォーマット |
[オペレーション]の設定に応じて,次の要求電文用フォーマット定義ファイルが設定されています。
- PUTの場合:urecp_ftp_put_request.xsd※
- GETの場合:urecp_ftp_get_request.xsd※
- GETINFOの場合:urecp_ftp_getinfo_request.xsd※
|
× |
サービス部品 |
[使う]チェックボックス |
必要に応じてチェックします。 |
○ |
データ変換定義 |
サービス部品の電文フォーマットを指定した場合に,受付からサービス部品への要求電文のデータ変換定義を設定します。 |
○ |
応答電文 |
受付 |
電文フォーマット |
[オペレーション]の設定に応じて,次の応答電文用フォーマット定義ファイルが設定されています。
- PUTの場合:urecp_ftp_put_response.xsd※
- GETの場合:urecp_ftp_get_response.xsd※
- GETINFOの場合:urecp_ftp_getinfo_response.xsd※
|
× |
サービス部品 |
[使う]チェックボックス |
必要に応じてチェックします。 |
○ |
データ変換定義 |
サービス部品の電文フォーマットを指定した場合に,サービス部品から受付への応答電文のデータ変換定義を設定します。 |
○ |
- (凡例)
- ◎:必ず設定します。
- ○:任意で設定します。
- ×:表示されている内容を確認します。
- 注※
- ファイルの格納先ディレクトリは「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\schema\ftprecp」です。
上記以外のユーザ定義受付定義画面の設定項目については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.6 ユーザ定義受付定義画面」を参照してください。
- ユーザ定義受付(詳細)タブをクリックします。
ユーザ定義受付定義画面(詳細)が表示されます。
- FTP受付の定義情報を設定します。
FTP受付の設定項目について次の表に示します。
表2-10 FTP受付のユーザ定義受付定義画面(詳細)の設定項目
分類 |
項目 |
設定内容 |
設定 |
ユーザ定義受付制御情報 |
独自定義ファイル |
次の独自定義ファイルが設定されていることを確認します。
|
○ |
EARファイル |
次のEARファイルが設定されていることを確認します。
|
× |
- (凡例)
- ○:任意で設定します。
- ×:表示されている内容を確認します。
- 注※1
- 設定されているcscurecpftp.propertiesはテンプレートファイルです。必要に応じてcscurecpftp.propertiesを選択して[編集]ボタンをクリックし,独自定義ファイルの内容を修正してください。プロパティファイルの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「FTP受付定義ファイル」を参照してください。
- 注※2
- ファイルの格納先ディレクトリは「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\lib」です。
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