サービスプラットフォームでは，受付でサービスリクエスタからの要求電文を受け付け，サービスアダプタ内で定義されているサービス部品へ要求電文を送信して，サービス部品を呼び出します。

受付およびサービスアダプタが，サービスプラットフォームのシステム全体（開発環境，運用環境および実行環境）の中でどのように位置づけられるかを次の図に示します。

図1-1　受付およびサービスアダプタの位置づけ

受付およびサービスアダプタは開発環境で定義します。定義した受付およびサービスアダプタを含むHCSCコンポーネントや配備定義はリポジトリに格納して，運用環境にデータを渡します。運用環境に渡されたデータは，実行環境に配備されます。

このマニュアルでは，「開発環境」で実施する受付およびサービスアダプタの定義について説明しています。これ以外で「開発環境」で実施する作業については，マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」を参照してください。また，運用環境および実行環境で実施する作業については，マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」を参照してください。