Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
個別文字コード指定とセパレータを併用する場合の注意事項について説明します。
- セパレータの文字コードは,個別文字コードの設定に関係なく,フォーマット定義の文字コードとなります。セパレータには,フォーマット定義の文字コードで変換可能な文字(バイト列)を指定してください。
- 個別文字コードには,次の文字コードを使用できません。
- KEIS
- IBM_CODE
- JEF
- KEIS+EBCDIK
- KEIS+EBCDIC
- IBM_CODE+EBCDIC(LATIN)
- IBM_CODE+EBCDIC(KANA)
- 個別文字コードにJEF+EBCDIC,またはJEF+EBCDIKを指定する場合,各要素のデータは半角シフト状態で終わるようにしてください。全角シフト状態で終わる場合,セパレータの解析ができません。
- エスケープ文字は使用できません。[フォーマット]ダイアログ上でエスケープ文字を指定した場合,ダイアログの上部にエラーメッセージが出力され,[OK]ボタンが非活性となります。
- CSV形式のデータは使用できません。バイナリフォーマット定義エディタ上でCSV形式を選択した場合,次の動作となります。
- バイナリフォーマット定義ファイルの新規作成時に「CSV形式」を選択した場合
[単純内容要素]ダイアログの[個別文字コード]が非活性となり,個別文字コードが設定できなくなります。
- 複合内容要素の[セパレータ]タブでセパレータ形式に「CSV」を選択した場合
ダイアログの上部にエラーメッセージが出力され,[OK]ボタンが非活性となります。
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