Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
JSON-XML変換定義ファイルで,JSON-XML変換時の動作を設定できます。
JSON-XML変換定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「JSON-XML変換定義ファイル」を参照してください。
JSON-XML変換定義ファイルでは,JSON形式からXML形式に変換する際の変換動作を変更できます。変換動作を変更できるJSON-XML変換定義ファイルのプロパティを次の表に示します。
表10-1 JSON形式からXML形式に変換する際に変換動作を変更できるプロパティ
項番 | JSON-XML変換定義ファイルのプロパティ名 | 説明 |
---|---|---|
1 | json-xml-convert.arrays.parent-element-name | csc-array要素の要素名を変更できます。 |
2 | json-xml-convert.arrays.child-element-name | csc-element要素の要素名を変更できます。 |
3 | json-xml-convert.arrays.child-simple-element-name | csc-simple要素の要素名を変更できます。 |
4 | json-xml-convert.root-element-name | csc-object要素の要素名を変更できます。 |
5 | json-xml-convert.json-type.include | JSON形式データの種別を,XML形式データの属性に含めるかどうかを設定できます。 |
各プロパティの詳細を次に示します。(1)〜(5)と表の項番1〜5は対応しています。
配列から始まるJSON形式データをXML形式データに変換する際に使用されるcsc-array要素の要素名として,任意の名称を設定できます。
JSONの配列をXMLに変換する際に使用されるcsc-element要素の要素名として,任意の名称を設定できます。変換後の要素名は,「設定値+アンダーバー(_)+親要素名」となります。
JSONの配列をXMLに変換する際に使用されるcsc-simple要素の要素名として,任意の名称を設定できます。
オブジェクトから始まるJSON形式データをXML形式データに変換する際に使用されるcsc-object要素の要素名として,任意の名称を設定できます。
JSONの「文字列型」などのデータ種別を,変換後のXMLの属性に含めるかどうかの設定を変更できます。デフォルトでは,JSONのデータ種別をXMLの属性に含めません。JSONのデータ種別,および変換後のXMLに設定される属性を次の表に示します。
表10-2 JSONのデータ種別とXMLの属性の対応表
JSONのデータ種別 | XMLの属性 |
---|---|
オブジェクト | class="object" |
配列 | class="array" |
文字列 | type="string" |
数値 | type="number" |
boolean | type="boolean" |
JSONのデータ種別をXMLの属性に含める場合の変換例を,次の図に示します。
図10-34 JSONのデータ種別をXMLの属性に含める場合の変換例
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