Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編

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8.5.2 転送キューを作成する

サービスリクエスタから要求電文を送信するために必要な転送キューを作成します。転送キューは,サービスリクエスタからの要求電文を,HCSCサーバが提供する受信キューに送信します。

転送キューの作成には,Reliable Messagingのhrmmkaddrコマンドおよびhrmmkqueコマンドを使用します。

ここでは,hrmmkaddrコマンドおよびhrmmkqueコマンドのオプションの指定値について説明します。ここで説明していないhrmmkaddrコマンドのオプションについては,マニュアル「Reliable Messaging」の「8.3.16 hrmmkaddr(あて先登録)」を参照してください。また,hrmmkqueコマンドのオプションについては,マニュアル「Reliable Messaging」の「8.3.17 hrmmkque(ローカルキューの作成)」を参照してください。

<この項の構成>
(1) hrmmkaddrコマンドのオプションの指定値
(2) hrmmkqueコマンドのオプションの指定値

(1) hrmmkaddrコマンドのオプションの指定値

hrmmkaddrコマンドのオプションの指定値を次に示します。

-u 宛先アドレス
HCSCサーバの宛先アドレス(転送先システムのキュー間転送用WebアプリケーションのURL)を指定します。
 
http://<ホスト名>:<ポート番号>※1/<コンテキストルート>※2/services/HRMReceiver/
https://<ホスト名>:<ポート番号>※1/<コンテキストルート>※2/services/HRMReceiver/
注※1
HCSCサーバのURLです。
注※2
受信側Reliable Messagingのキュー間転送用Webアプリケーションのコンテキストルートです。デフォルトは「uCosminexusRM」です。

(2) hrmmkqueコマンドのオプションの指定値

-t キューの種類
transmit(転送キュー)を指定します。

-m キューの永続性
persistent(永続キュー属性)を指定します。

-v 転送先キュー名
次のどちらかを指定します。
CSC<HCSCサーバ名>ACPT_RCVQ
HCSCサーバがロードバランスクラスタ構成の場合に指定します。
CSC<HCSCクラスタ名>ACPT_RCVQ
HCSCサーバがHAクラスタ構成の場合に指定します。
HCSCクラスタ名は,開発環境および運用環境でHCSCサーバ構成配備時に決定されるHCSCサーバのクラスタ名です。

-i キューの転送モード
compatible(互換モード)を指定します。