Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
定義したHCSCコンポーネントは,パッケージングしたり,どのクラスタ(または単一のHCSCサーバ)に配備するか決めたり(配備定義)します。
ユーザは,配備定義をする前にリポジトリをインポートする必要があります。また,配備定義したあとにリポジトリをエクスポートして,運用環境に配備定義したシステム構成定義を提供します。システム構成定義の内容に従って,運用環境から実行環境のクラスタ(または単一のHCSCサーバ)にHCSCコンポーネントを配備します。
開発環境では,配備定義をしたあとに,配備定義をしたHCSCコンポーネントの情報を参照できます。
パッケージングから配備定義までの流れを次の図に示します。
開発環境で定義した内容は,運用環境でHCSCコンポーネントとして配備されます。開発環境での定義と運用環境で配備されるHCSCコンポーネントの関係を次の図に示します。
図7-2 開発環境での定義と運用環境で配備されるHCSCコンポーネントの関係
なお,開発環境ではHCSCコンポーネントのパッケージングと配備定義をし,運用環境ではHCSCコンポーネントの配備と開始をしますが,これらの一連の処理を開発環境で一括して実行することもできます。開発環境または運用環境で一つ一つ実施していた作業を,開発環境で一括実行するため,ユーザの操作負担が軽減できます。ただし,一括実行は,システム開発時,または単体テストから結合テスト時を対象としています。詳細については,「7.5 HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する処理の一括実行」および「7.6 HCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除する処理の一括実行」を参照してください。
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