Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編

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6.18.3 くり返し出現するノードの選択

くり返し出現するノードの中から特定のノードを選択する方法を説明します。

くり返し出現するノードの中から特定のノードを選択する場合は,ロケーションパスの述語に出現位置を指定します。

次に選択例を示します。

図6-103 くり返し出現するノードの中から特定のノードを選択する例

[図データ]

上記の例では,「/InputData/value」の述語に”[2]”と指定しているため,くり返し出現するvalueの2番目のノードが選択されます。述語の”[2]”は,”[position()=2]”と同義です。

出現位置は1から始まるため,1番目のノードを選択したい場合,述語は”[1]”となります。述語を省略した場合は1番目のノードが選択されます。

最後のノードを選択したい場合は,XPathのlast関数を使用することで選択できます。

次に使用例を示します。

図6-104 XPathにlast関数を使用する例

[図データ]